emsは「Electrical(エレクトリカル) Muscle(マッスル) stimulation(スティミュレイション)」を略したものです。
emsシートは電気で筋肉を刺激して自動的に動かしてくれるという、とても便利なエクササイズグッズですね。
「これから使ってみたい!」「どういう効果があるの?」と気になりませんか?
私は5年ほど前から治療のため、医療用emsを使ってきました。そして現在はemsシートも愛用しています。
医療現場で使われているemsは、効果もしっかり証明されているので信頼できますよね!
自動的に筋肉が動き、筋トレをしてくれるemsシートはとても魅力的です。
そんなemsシートの効果は筋力維持と増強になります。
効果的な使い方や口コミもご紹介しますので最後まで読んでくださいね!
emsシートの効果は筋力維持と増強!楽して筋トレ可能!
家で過ごす時間が増えると、ついダラダラしてしまいませんか?
私は外出しない代わりにおうち時間で贅沢しようと、美味しいグルメのお取り寄せをする機会が増えました。
ネットサーフィンを楽しみつつ、美味しいものが食べられる…本当に便利な時代ですよね。
しかしふと最近、結構堕落した生活を送っていることに気が付きました。
こういうとき「こんな自分じゃダメ!何とかしなきゃ!!」と思いますよね。
しかし私は特に現状を後悔したり、改善しようと考えたりすることがありません。
別にマイナス思考だったり、開き直っていたりするわけではありませんよ(笑)
なぜほとんど気に留めていないかというと、emsシートを使って毎日トレーニングしているからなのです。
emsシートの効果は、筋力を維持したり、使い続けることで増強させたりすることです。

emsシートは、ems機器がより使いやすくなるように改良された新しいタイプのems機器です。
一般的なems機器は、身体に巻き付けたり、貼り付けたりして使うパッドタイプが多いですよね。
シートタイプに改良することで、パッドタイプよりも身体の広範囲を鍛えられるようになりました。
また、巻き付けるタイプだと限られた所しか使えませんでしたが、シートなので色々な部位に使えて便利です。
私は5年前事故にあい、大けがをした経験があります。
本当に大きな事故で、救急搬送されてから7カ月の入院生活を送りました。
その後も入退院を繰り返し、全身麻酔で行う手術はこれまでに7回経験しています。
そして現在も通院しています。残念ながら後遺症は生涯にわたって残ってしまい、思うように身体が動かないところもあります。
そんな私ですが、おうち時間をダラダラと過ごしていても全く体重の増加はありません。
特別な食事制限をしたり、元々小食であったりするわけでもありません(笑)
私はけがをしてから5年間、ずっとems機器を使っています。
入院中、ベッドから動くことができなかったときにもベッド上でems機器を貸し出され、使用していました。
(※ここでemsシートと書いていないのは、当時まだemsシートでなくパッドタイプを使用していたからです。医療用のems機器は現在もパッドタイプが主流となっています)
ems機器の特徴は、自分が全く動けない状況であっても、トレーニングできることなのです。
普通は自分の意志で努力して筋肉を使い、鍛えなければ筋トレにはなりませんからね。
全く努力しなくても筋トレができるなんて夢のようなトレーニング機器だと思いませんか?
しかもemsシートの使い方はとても簡単。電源を入れ、スイッチ選択するだけでよいのです。

emsシートの強さやモードは、メーカーによって違います。
電気機器なので、慣れるまでは説明書に目を通しながら試していくとよいですよ。

身体に電気が流れるということは、痛くないのでしょうか…少し怖いわ。
emsシートを使うと、電気の動きに合わせて自動で筋肉がピクピク動きだします。
確かに最初から強い電流で使用すると、痛みを感じてしまう場合があります。
電気の強さを上げていくほど、強い力で筋肉が引っ張られているような感覚になるので、不快だったり、痛みとして感じたりしてしまうのです。
また、どの周波設定にするか次第でも感じ方は異なります。
したがって、まずはごく弱めからスタートしましょう。
筋肉が動きだしてから、痛みを感じない程度まであげていけば大丈夫ですよ。

知人がemsシートを使ってみたけど効果はなかったと言っています。本当に効果あるのですか?
emsシートは筋肉のトレーニングを目的として作られた機器です。電気は筋肉によく通る性質を持っています。
しかし、体脂肪は電気をほとんど通すことがありません。したがって、emsシートを使っても脂肪そのものが直接減るような効果はないのです。
とはいえ、身体の筋肉量が増えれば、基礎代謝は上がりますよね。
身体機能を維持するためには、多くのエネルギーが必要です。
ですから、基礎代謝が上がると結果的に体脂肪も消費されます。
ただし、emsシートはあくまでも今の筋力を維持したり、新たな筋肉をつけたりするために使うものだと思ってください。
「結果的に体脂肪が燃焼しやすくなるので、ボディメイクに一役買ってくれるかな」程度のイメージでいた方がよいですね。
痩せるダイエットを目的にしてしまうと「emsシートは効果がない。痩せない」ということになりかねません。
emsシートの魅力は、自動的に筋力をつけ身体を引き締めることです。
苦しい筋トレをすることなく、寝たままでも身体が勝手に運動してくれるのはとてもありがたいですよね♪
emsシートの効果的な使い方は組み合わせにあり!
emsシートは使う周波数で、どこの筋肉にどう働きかけるかが異なります。
全身の色々な筋肉にしっかり効かせることで、引き締め効果がアップするということを覚えておきましょう。
emsシートの効果的な使い方は、機器に搭載されている周波数をまんべんなく組み合わせることと、筋トレも同時に行うことです!
まずは周波数と効果、感じ方を表にしてみたのでご覧ください。
低周波【0,1~1,000Hz】 | 中周波【1,000~10,000Hz】 | 高周波【10,000Hz以上】 |
皮下【数mm】ごく浅い筋肉に作用 | 皮下【2~3cm】の筋肉に作用 | 皮下【15cm】の筋肉に作用 |
ピリピリとした刺激 | トントンとした刺激 | ジーンジーンとした刺激 |
まずはできるだけ低周波・中周波・高周波の周波数がついた製品を使いましょう。
周波数はメーカーによって違いがあります。機器のヘルツ(Hz)数がいくつになっているかを確認すれば、使っている周波数はどこに当たるのか分かると思います。
それでは、emsシートの効果的な使い方を2パターンご紹介していきますね。
emsシートの周波数3つを組み合わせる
まずご紹介するemsシートの効果的な使い方は、上表にまとめた周波数【3つ】を均等に組み合わせることです。
そうすることで全身の筋肉がくまなく動き、効率的に身体を引き締めてくれるのです。
以下で、周波数それぞれの使用感や効果を解説していきます!
「低周波」は、使い慣れるまで刺激を強く感じることが多いと思います。
筋肉に効いているな、という実感はありますが痛みとして感じてしまうこともありそうです。
私が初めて低周波モードを使った時の感想は「電気風呂をもう少し強烈にしたような感じ」でした。
低周波は皮ふのごく表面近い筋肉に作用するので、どうしても皮ふ表面へ電気が干渉してしまうそうです。
皮ふの表面近くにはたくさん神経が通っているため、痛みを感じてしまうのです。
いくら理屈が分かっていても、痛いことは嫌ですよね。
しかし、心配ありませんよ。神経は刺激に慣れるという特性があるので、何度か使っているうちに痛みを感じなくなります。
低周波モードはまず弱めの出力からスタートし、痛みを感じなくなったら強度をあげていきましょう。
「中周波」ですが、こちらは低周波モードほど強い刺激を感じません。
トントントンと肩たたきをしている感覚に近いですね。
まだ電気刺激に慣れない時でも心地よいと思えるのが中周波でしょう。
中周波が作用するのは、低周波より深い、皮ふから【約3センチ】ほど下にある筋肉群です。
ここにある筋肉は身体の大半を占めています。ですから、周波数選択モードがないemsシートの場合は、中周波を使っていると思ってください。
最後に「高周波」ですが、こちらはいわゆるインナーマッスルに対して作用します。
インナーマッスルを通常の筋トレで鍛えようと思うと、結構大変なことはご存じですか?
インナーマッスルは腹式呼吸やヨガなどの専門的知識がないと、トレーニングしにくいといわれるくらい鍛えにくい筋肉です。
そのうえ衰えやすい、という特徴もあります。トレーニングのやりがいがない、難しい筋肉ですね(涙)
ところが、emsシートの高周波モードを使えば、難しいインナーマッスルも簡単にトレーニングできるのです!
さらに高周波は周波数が高いので皮ふに干渉しにくく、ほとんど痛みを感じることがない優秀なモードです。
emsシートと筋トレを組み合わせる
そしてここでもうひとつ、emsシートの効果的な使い方をご紹介します。
こちらは周波数の選択がないemsシートを持っているあなたや、今までより効果的な使い方をしたいあなたにオススメです。
これまでご紹介したのは、自分が動くことなくシートにただ乗っているだけというものでしたね。
以下でご紹介するのは、emsシートに乗りながら軽い筋トレを組み合わせる方法です。
emsシートに乗りながら筋トレをすると、筋肉への負荷が通常より【2倍~3倍】かかります。
筋トレといってもハードなものである必要はありません。どちらかというとヨガやピラティスなどのストレッチに近い筋トレで十分です。
電気の刺激に合わせて使いたい筋肉をストレッチしたり、筋肉に力を入れます。電気刺激がなくなった時は力を抜きましょう。
これだけでemsシートの効果がぐんと上がります。これならあまり運動が得意でないあなたでも、そこまで辛さを感じることはないですよね。
emsシートの効果的な使い方は以上【2通り】です。上手に組み合わせながら、より効果が出るよう試してみてください!
また、使い始めは無理せず、痛みを感じない程度の強さでしましょうね。
慣れてきたらパワーを上げていくことで、トレーニングの強化にもつながります。
筋トレは毎日続けていくことが効果につながるので、コツコツとやっていくとよいですね。
emsシートの効果を伝える口コミを紹介!
私はemsを使うようになって5年経過しました。初めてemsを使った時は、まだemsシートの販売がされていなかったのですよ。
当時はパッド式のものがメインだったので、体中にペタペタと貼り付けて使っていました。
ちなみに現在はemsシートも購入し、シートとパッドタイプの両方を使用しています。
emsシートをフル活用している私ですが、これまで効果についての口コミは調べていませんでした。
なぜなら、emsシートはまだあまり多くのメーカーが製造をしている商品でなく、わずか数社が手掛けているだけだったからです。
身体に巻き付けたり、貼り付けたりするタイプのems機器は本当にたくさんのメーカーがあるので、口コミ数もそれに比例してたくさんありますよね。
emsシートは製造会社が少ない分、さほど口コミもないだろうと思っていたのです。
それにemsの効果については理解していたため、特に下調べもせずにemsシートを使いだしたということもあります。
しかしまだemsシートを使ったことがない場合は、やはりきちんと調べてから購入した方がよいと思います。
実際に使っている人の口コミはとても参考になりますよね。
また、私自身もemsシートユーザーの反応がどんなものか改めて勉強してみたいと思いました。
そこで、今回どのような口コミがあるか調べてみました。
- デザインがかわいい、オシャレである
- ジェルシートよりも広範囲の筋肉に作用する
- 薄くて持ち運びがしやすく、どこでも使用できる
- 電気の力が強く、しっかり効いてくれていると感じる
- 色々な部位に使用できる
- お手軽な価格設定でありがたい
- ハードな筋トレをしていないのに筋肉痛になる(効果が期待できる)
- 拭くだけで手入れが済むので扱いやすい
- 操作が単純で使いやすい
- コードレスなので線が邪魔にならない
まずは良い口コミをご紹介しました。次に、悪い口コミのご紹介です。
- 表面を水で濡らさないと使えないので手間がかかる
- 使っているとすぐに水分が飛んでしまい、その都度スプレーが必要で面倒だ
- 作動時間が短すぎて設定したくてもできない(一定時間でオートストップになる)
- 絨毯など柔らかい場所に置くと、沈みこんでしまい電気がきちんとこないこともある
- 充電しながら使うことができないので不便である
- お腹に当てるときはうつ伏せにならなければならず、座って使えない
- とても薄いので気づいたら折れ曲がってしまう
- 服を着ているところには使えなのでいちいち脱ぐ必要がある
- 顔に使うことができない
- 腰には使いにくい
emsシートは平均価格が【5,000円】程度となっています。トレーニング機器としたら価格を抑えてくれていますよね。
私はemsシート、emsパッドタイプともに持っているので、それぞれの便利なところと不便なところがよく分かります。
そして、実は口コミにあるemsシートの不便なところは、パッドタイプで補える場合がほとんどなのです。
ですから、本格的にemsでトレーニングする場合は、emsシートとemsパッドタイプ両方持っていると使い分けられて良いかもしれません。
もちろん効果には個人差がありますが、ここにある口コミがemsシート選びの参考になればうれしいです♪
まとめ
- emsシートの効果は、電気を使って筋力を維持したり増強したりするものである
- emsシートは痩せるためのダイエット目的で使用することには向かない
- emsシートの効果的な使い方は、機器に搭載されている周波数をまんべんなく組み合せることである
- emsシートは、電気の動きに合わせて軽い筋トレをすればより効果的である
- emsシートの口コミは多数あり、使いやすさや効果を実感するものが多い
身体を動かすことなく、ただ座っているだけでトレーニングができるemsシートは本当に便利ですよね。
自宅にいる時間が増えて、あまり身体を動かしていないあなたにとてもオススメです。
正しく効果的な使い方でしっかりと筋肉を動かし、引き締まった身体も目指してみてはいかがですか?
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