贈る相手の好みがわからない時、商品券はプレゼントにもってこいですよね。
しかし、商品券のプレゼントは、贈る相手や状況によって失礼になってしまいます。
商品券のプレゼントが失礼にあたるのは、主に以下の場合です。
- 贈る相手が年上の場合
- 現金や商品券のお返しとして贈る場合
- 内祝いとして贈る場合
ただし、商品券のプレゼントには、メリットがありますよ。
商品券は、贈る相手や状況に気をつければ、喜ばれるプレゼントになります♪
今回は、商品券のプレゼントが失礼にあたる場合について、徹底検証。
また、プレゼントするのにおすすめの商品券や、金額の相場もご紹介。
商品券をプレゼントしようか迷っているなら、見逃せない記事です。
商品券のプレゼントが失礼になるのは贈る相手や状況次第!
何をプレゼントしようか、あれこれ悩むのは大変。特に相手の好みがわからない場合、プレゼント選びに苦戦しますよね。
その点、商品券は誰でも使えるから、相手の好みを考慮せずともプレゼントできます。
何が喜ばれるかわからないから、商品券をプレゼントしよっと。
しかし、待ってください。残念ながら、商品券のプレゼントは、贈る相手や状況によって失礼となります。
商品券のプレゼントが失礼にあたるのは、主に以下のような場合です。
- 贈る相手が年上の場合
- 現金や商品券のお返しとして贈る場合
- 内祝いとして贈る場合
せっかく相手に喜んでもらいたくて選んだプレゼントで、相手をがっかりさせてしまったら悲しいですよね。
以下では、商品券のプレゼントが失礼になる場合について、それぞれ解説しています。
また、商品券をプレゼントするメリットもまとめました。ぜひ一緒にチェックしてくださいね。
贈る相手が年上の場合
商品券のプレゼントが失礼になるのは、「贈る相手が年上の場合」です。
基本的に、商品券を年上(目上)の人に贈るのはNG。
「お金がないようだから、これで何か買いなさい」といった、上から目線なイメージを相手に抱かせてしまうからです。
私も自分に置き換えて想像してみました。たしかに、年下の人から商品券をもらったら、「ちょっと生意気だな」と感じられます。
また、誰でも使えるところが商品券のいいところですが、「プレゼントを選ぶのが面倒だったのかな」と相手に思わせてしまう恐れもありますよ。
そのため、年上の人には商品券を贈らないのが無難です。
ただし、相手からリクエストがあった場合は、商品券をプレゼントしてもOK。
その場合は、他の品物やメッセージを添えて、心を込めた贈り物であることを示しましょう。
現金や商品券のお返しとして贈る場合
商品券のプレゼントが失礼になるのは、「現金や商品券のお返しとして贈る場合」です。
相手から現金や商品券をもらったお礼に、商品券を返すのもNG。
もらったものをそっくりそのまま相手に返しているのと同じです。
わざわざプレゼントを贈ってくれた相手の気持ちを無駄にする行為。
相手から失礼だと思われてしまうので、絶対に避けましょうね。
内祝いとして贈る場合
商品券のプレゼントが失礼になるのは、「内祝いとして贈る場合」です。
結婚や出産祝いなどのお返し(内祝い)で商品券を選ぶのも、やめておいたほうがよいでしょう。
なぜなら、商品券にははっきりと金額が書かれているからです。
内祝いは、相手からもらったものの1/2〜1/3程度をお返しするのが相場。
しかし、相手からお祝いに品物をもらった場合、それがいくらで売っていたものなのか具体的にわかりませんよね。
相手からもらったものの金額がわからない中、金額がはっきりとわかる商品券をプレゼントするのは危険。
相場から外れていたら、相手に嫌な思いをさせる可能性がありますよ。
お祝いをもらったら、商品券より相手にぴったりの品物を選んで贈るのがベターでしょう。
商品券のプレゼントにはメリットもある!
商品券は、贈る相手や状況によって失礼にあたることがわかりました。
しかし、商品券をプレゼントとして選ぶことには、メリットもありますよ。
商品券は誰でも使えるため、相手の好みがわからなくても贈りやすいです。
好きなものを買うのに使えるため、相手からも喜ばれやすいですよ。
また、商品券は、お札やカードのような形状が主流。
薄っぺらく軽いため、保管に場所を取りません。現金書留で手軽に郵送できます。
贈る側・もらう側、両方にメリットがあり、ありがたいですよね。
贈る相手や状況に気をつければ、商品券をプレゼントに選んでも問題ありません。
ぜひ商品券をプレゼントして、相手を喜ばせてあげてくださいね。
商品券のプレゼントにおすすめなのはどれ?
商品券のプレゼントは、贈る相手や状況に気をつければ失礼になりません。
贈る側・もらう側に嬉しいメリットが多い商品券、ぜひプレゼントにお選びくださいね。
以下では、プレゼントにおすすめの商品券を5つご紹介します。
- Visaギフトカード
- JCBギフトカード
- 全国百貨店共通商品券
- Amazonギフト券
- QUOカード
それぞれにメリットがありますので、どれをプレゼントしようか、ぜひ比較しながら決めてくださいね。
Visaギフトカード
プレゼントにおすすめの商品券、1つ目は「Visaギフトカード」です。
こちらの商品券は、カードタイプ。全世界の「Visa」マークがあるお店で使えます。
加えて、ネットショッピングでも利用可能。私は通販サイトをよく利用するので、こちらの商品券がぜひほしいです。
「Visaギフトカード」は、インターネットから申し込んで購入しましょう。
カードのデザインは5種類、金額は6種類から選択できます。
- 3,000円
- 5,000円
- 10,000円
- 20,000円
- 30,000円
- 50,000円
※別途、発行手数料がカード1枚あたり204円(税込)かかります
※発行手数料は、Vpass(三井住友カード会員向けインターネットサービス)からの購入で無料になります
注意点として、「Visaギフトカード」には、発行から2年間という有効期限があります。
発行したらなるべく早く相手にプレゼントするよう、気をつけましょう。
たしかVISA系の商品券には、紙タイプもあったわよね?
三井住友カードからは、「VJAギフトカード」という商品券も発行されています。
こちらは紙でできたタイプ。日本全国50万店以上の取扱店で利用できる商品券です。
1,000円券・5,000円券の2種類があり、組み合わせてお好きな金額をお贈りください。(別途、発行手数料がかかります)
「VISAギフトカード」と違い、有効期限がないのはメリット。相手の好きなタイミングで使ってもらえますよ。
「VJAギフトカード」は、インターネットまたは販売店でお求めいただけます。
ただし「VJAギフトカード」は、日本国内の加盟店舗専用。海外やネットショッピングでは利用できないため、ご注意ください。
JCBギフトカード
プレゼントにおすすめの商品券、2つ目は「JCBギフトカード」です。
紙タイプの商品券で、全国100万店以上の加盟店で利用できます。
利用店舗数が多いため、贈る相手にもきっと喜んでもらえますよ。
インターネットや販売店、電話で購入可能。こちらも1,000円券・5,000円券の2種類があるため、組み合わせてお好きな金額を贈れます。(購入方法により、別途、発行手数料がかかります)
ただし、「JCBギフトカード」はネットショッピングで利用できないため、注意が必要です。
ネットショッピングでも使える、JCB系の商品券はないかな?
JCBからは、「JCBプレモカード」という商品券も発行されています。
こちらはカードタイプ。全国70万店以上の加盟店で利用できます。
加盟店の中には、Amazonなどの通販サイトも含まれていますよ。
通販サイトをよく利用する方には、ぜひこちらをプレゼントしましょう。
こちらも、インターネットや販売店、電話で購入可能。
カードのデザインは2種類、金額は以下の6種類からお選びいただけます。
- 500円
- 1,000円
- 3,000円
- 5,000円
- 10,000円
- 20,000円
※別途、発行手数料がカード1枚あたり300円(税込)かかります
こちらは、「Visaギフトカード」と違いチャージ式のため、お金を入金すれば繰り返し何度でも使えます。
審査なしで持てるため、まだクレジットカードの年齢条件に満たないお子様に贈ると、重宝してもらえると思いますよ。
ただし、こちらの商品券が使えるのは「JCBプレモ」の加盟店のみ。
JCBカードが使えるお店でも、JCBプレモカードが使えないこともありますよ。
完全にクレジットカード代わりとして使えるわけではないため、気をつけてくださいね。
全国百貨店共通商品券
プレゼントにおすすめの商品券、3つ目は「全国百貨店共通商品券」です。
日本百貨店協会が発行する紙タイプの商品券。全国約500店の百貨店などでご購入・ご利用できます。
お祝いの際には、百貨店でちょっといいものを買う方も多いはず。
こちらの商品券を贈れば、相手にお買い物を楽しんでもらえると思いますよ。
「全国百貨店共通商品券」の大きなメリットは、お釣りが出るところ。紙タイプでお釣りが出る商品券は、珍しいですよ。
例えば、900円のお買い物をして、1,000円分の「全国百貨店共通商品券」を使えば、100円お釣りがもらえるのです。
お釣りが出る「全国百貨店共通商品券」なら購入金額を気にせず、商品券を使ってもらいやすいです。相手を思いやるプレゼントとしてぴったりですね。
ただし、こちらの商品券は、加盟店舗数が限られています。
相手のお住まいから近い場所に利用できる店舗があるか、確認してからプレゼントしましょう。
カードタイプはある?
日本百貨店協会からは、カードタイプの「百貨店ギフトカード」も発行されています。
カードのデザインは4種類、金額は以下の5種類からお選びいただけます。
- 5,000円
- 10,000円
- 20,000円
- 30,000円
- 50,000円
カードタイプで持ち運びらくらく。「Visaギフトカード」のような有効期限もありません。
こちらも全国の加盟百貨店でご購入・ご利用いただけます。(「全国百貨店共通商品券」と利用できる店舗は異なります。)ぜひプレゼントにご検討ください。
Amazonギフト券
プレゼントにおすすめの商品券、4つ目は「Amazonギフト券」です。
通販サイトAmazonが発行する商品券。Amazonでのお買い物に使えます。
紙・カード・Eメールなど、さまざまなタイプがあり、贈る相手や状況に合わせて柔軟に選べますよ。
おしゃれなボックスや封筒に入ったタイプもあるため、プレゼントに最適です。
設定できる金額は、それぞれのタイプによって異なります。
Amazon内や、コンビニ・家電量販店などの店頭で購入可能。
ただし、Amazonギフト券は、Amazonでしか利用できません。
贈る相手がAmazonを利用しない場合、迷惑となってしまうこともありますよ。注意しましょう。
QUOカード
プレゼントにおすすめの商品券、5つ目は「QUOカード」です。
全国の約6万店で利用できる、カードタイプの商品券。
私はQUOカードをもらったら、よくコンビニでの買い物に利用しています。
「QUOカード」は多種多様なデザインから、相手に合ったものを選べるのがポイント。
金額は、以下の8種類から選択可能です。300円といった少額から、10,000円まで、どんなシーンでもプレゼントに最適ですよ。
- 300円
- 500円
- 700円
- 1000円
- 2000円
- 3000円
- 5000円
- 10,000円
※別途、発行手数料がかかります
有効期限はありません。使った分だけ残高から引かれる形式なので、少額のお買い物でも使いやすいです。
オンラインストアや販売店などで購入可能。気軽にプレゼントするのにちょうどよい商品券だと思いますよ。こちらもいかがでしょうか。
商品券プレゼントの金額はいくら?相場を紹介
以上では、プレゼントにおすすめの商品券をご紹介しました。
贈る相手や状況に気をつければ、商品券をプレゼントしても失礼にあたりません。
ぜひご紹介したおすすめ商品券をプレゼントし、あなたの大切な方を笑顔にしてくださいね。
商品券をプレゼントするなら、金額はいくらがいいのかな?
商品券は、相場に合った金額をプレゼントするのが大事。
金額が多すぎても相手に気を遣わせてしまいますし、少なすぎても相手に不満を持たせる可能性があります。
ここからは、商品券をプレゼントする際の金額について、相場をご紹介します。
以下のシチュエーション別に、プレゼントする金額の相場を調べました。商品券をプレゼントする前に、ぜひ以下をチェックしましょう。
- 誕生日のお祝い
- 結婚祝い
- 出産祝い
- 新築・引越し祝い
※以下でご紹介するのは、一般的な相場です。商品券をプレゼントする際の金額は、贈る相手との関係性や家族間のしきたりなども考えながら決めましょう。
誕生日のお祝い
誕生日のお祝いとして商品券をプレゼントする際の金額は、以下が相場です。
- 友人に贈る場合…3,000円~20,000円
- 職場の同僚に贈る場合…3,000円~10,000円
- 兄弟・姉妹や親戚に贈る場合…5,000円~10,000円
贈る相手との関係性によって、商品券の金額を調整しましょう。
誕生日は1年に1回必ず訪れるもの。毎年プレゼントを贈っている相手にプレゼントを用意するなら、今年は何にしようか悩みますよね。
もうプレゼントのネタ切れだよ…!
そんな時は、商品券を贈るのがぴったり。あなたは何をプレゼントしようか悩む必要がないですし、相手は商品券を使って好きなものをゲットできます。
商品券をプレゼントして、最高の誕生日を演出してあげましょう♪
結婚祝い
結婚祝いとして商品券をプレゼントする際の金額は、以下が相場です。
- 友人・職場の同僚に贈る場合…10,000円
- 兄弟・姉妹や親戚に贈る場合…30,000円~50,000円
一般的に、友人や同僚として参列する結婚式のご祝儀は、3万円。その内訳は、料理と引き出物代が2万円+お祝い金が1万円となっています。
そのため、結婚祝いでプレゼントする商品券の金額は、1万円が妥当でしょう。
また、兄弟・姉妹や親戚へ結婚祝いとして贈る商品券の金額は、30,000円~50,000円が平均的。
特に、兄弟・姉妹など近しい間柄の方へは、50,000円を目安に贈りましょう。
結婚当初は何かと物を買う機会が多いです。商品券を贈って、お買い物の足しにしてもらえたら嬉しいですね。
出産祝い
出産祝いとして商品券をプレゼントする際の金額は、以下が相場です。
- 友人・職場の同僚に贈る場合…3,000円~10,000円
- 兄弟・姉妹や親戚に贈る場合…10,000円~30,000円
出産祝いとして贈る商品券も、贈る相手との関係性などを考慮しながら金額を決めましょう。
贈る相手とより親しい間柄なら、多めの金額を贈るのがベスト。
ただし、相手が内祝い(お返し)を考える際に負担とならないよう、相場を大きく外れた金額の商品券を渡すのは避けてくださいね。
新築・引越し祝い
新築・引越し祝いとして商品券をプレゼントする際の金額は、以下が相場です。
- 友人・職場の同僚に贈る場合…5,000~10,000円
- 兄弟・姉妹や親戚に贈る場合…10,000円~30,000円
こちらも、贈る相手との間柄を考えながら、相手の負担にならない金額の商品券をプレゼントしましょう。
引越しした時は、新居で使う生活用品を色々と買わなければいけません。
商品券を贈って、新しく始まる毎日のお役に立てれば幸いですね。
まとめ
- 商品券のプレゼントは、贈る相手や状況によって失礼になる
- 商品券のプレゼントが失礼にあたるのは、「贈る相手が年上の場合」「現金や商品券のお返しとして贈る場合」「内祝いとして贈る場合」の主に3つ
- 商品券をプレゼントに選ぶメリットは、「相手の好みに関係なく贈れる」「相手が商品券で好きなものを買える」「場所を取ることなく保管できる」「郵送でも贈りやすい」の主に4つ
- プレゼントにおすすめの商品券は、「Visaギフトカード」「JCBギフトカード」「全国百貨店共通商品券」「Amazonギフト券」「QUOカード」の5つ
- 商品券は、相場に合う金額をプレゼントするとよい
商品券は、贈る相手や状況を考えてプレゼントすれば失礼にあたりません。
贈る側にももらう側にも嬉しいメリットがあるため、ぜひプレゼントとして商品券をご検討いただきたいです。
商品券は種類によって、タイプや使える場所、設定できる金額などが異なります。
もし商品券をプレゼントするなら、こちらの記事を参考に、贈る相手に合う品をお選びくださいね。
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