低カロリーで高タンパク、おまけに安い。鶏胸肉は家族みんなの味方ですよね。
しかし、ネットサーフィンをしていると「鶏胸肉 200g 食べ過ぎ」という文字を見つけました。
鶏胸肉200gは食べ過ぎなの!?
そこで、鶏胸肉200gは食べ過ぎかどうか調査しました。
鶏胸肉200gを食べても、1日のタンパク質推奨量を超えないため、食べ過ぎとは言えません。
ただし、他にもタンパク質を含むものを食べるなら、食べ過ぎになってしまう場合もあります。注意しましょうね。
今回は、鶏胸肉200gは食べ過ぎかどうか、目安量と合わせて解説します。
また、鶏胸肉200gを食べると太るのか、カロリーも調査しました。おすすめのレシピもご紹介しています。ぜひご覧ください。
鶏胸肉200gは食べ過ぎでない!
鶏胸肉は安いので、スーパーで迷わず買えるお肉。私もよく安い鶏胸肉をたくさん買って、お腹いっぱい食べています。
おまけに低カロリー・高タンパクと、体にも良くてありがたいですよね。
鶏胸肉、たくさん食べよっと。
しかし、鶏胸肉1枚、およそ200gは食べ過ぎという噂を発見。
そこで、鶏胸肉200gは食べ過ぎかどうか調べてみました。
ご安心ください。鶏胸肉200gは、食べ過ぎではありませんよ。
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、1日に摂取するタンパク質の推奨量は、18~64歳の男性で65g、女性で50gです。
文部科学省が発表している「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」によると、鶏胸肉のタンパク質は以下の通り。
品目 | 100gあたりのタンパク質量 | 200gあたりのタンパク質量 |
---|---|---|
鶏胸肉(皮付き・生) | 21.3g | 42.6g |
鶏胸肉(皮なし・生) | 23.3g | 46.6g |
参照:日本食品標準成分表2020年版(八訂) |
皮付きの鶏胸肉200gを食べれば42.6g、皮なしの鶏胸肉200gを食べれば46.6gのタンパク質を摂取することに。
鶏胸肉200gを食べても、タンパク質の推奨量を超えないため、食べ過ぎとは言えないでしょう。
じゃあ体のために、鶏胸肉200gと、他にもタンパク質をたくさん摂ろっと!
ただし、鶏胸肉200gの他にもタンパク質の含まれたものを食べれば、1日の推奨量をオーバーしてしまうこともあります。
鶏胸肉200gだけなら「食べ過ぎ」とは言えなくても、他に食べるものにタンパク質が多く含まれれば、結果的に「食べ過ぎ」となってしまいますよ。
タンパク質の摂りすぎにならないよう、鶏胸肉200gを食べる際は、他に食べるものへ十分配慮してくださいね。
鶏胸肉の目安量は?プリン体の摂りすぎに注意!
鶏胸肉の目安量は、1日200~250g。他の食事からタンパク質を摂ることも考えると、この量が適切です。
この目安量なら、タンパク質の摂りすぎになりませんよ。
鶏胸肉を食べるなら、以上の目安量を参考にしてくださいね。
ただし、他にタンパク質が含まれるものをたくさん食べるなら、目安量に関係なく、鶏胸肉の食べる量を調整してください。
鶏胸肉の摂りすぎは、プリン体の摂りすぎにもなります。
鶏胸肉を食べ過ぎると、タンパク質の摂りすぎだけでなく、プリン体の摂りすぎにもなりますよ。
プリン体を摂りすぎると、痛風の原因となります。
「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版」によると、プリン体の摂取目安量は1日400mg。
鶏胸肉には100gあたり約141mgのプリン体が含まれていると言われています。
例えば、鶏胸肉を300g食べると、それだけで摂取目安量をオーバーしてしまいますよ。
「低カロリー高タンパクで体にいいから♪」とたくさん食べがちな鶏胸肉。しかし、食べ過ぎはNGです。
ご紹介した目安量を参考に、バランスの良い食事を心がけましょう。
鶏胸肉200gは太るかカロリーも調査!
鶏胸肉を200g食べても、1日のタンパク質推奨量を超えないため、食べ過ぎとは言えません。
ただし、他にたくさんタンパク質が含まれるものを食べれば、食べ過ぎになってしまうこともありますよ。
目安量を参考にしながら、栄養が偏らないよう食べる量を調整してくださいね。
ところで、一般的に鶏胸肉は低カロリーと言われる食材。
しかし、鶏胸肉を200gも食べれば摂取カロリーが気になりますよね。
カロリーの摂りすぎで太っちゃうかも!?
そこで、鶏胸肉200gを食べると太るのか、調査しました。
鶏胸肉は鶏肉の中で他の部位よりカロリーが低いため、比較的太る心配が少ないです。
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を元に、カロリーをまとめました。
品目 | 100gあたりのカロリー | 200gあたりのカロリー |
---|---|---|
鶏胸肉(皮付き・生) | 133kcal | 266kcal |
鶏胸肉(皮なし・生) | 105kcal | 210kcal |
鶏もも肉(皮付き・生) | 190kcal | 380kcal |
鶏もも肉(皮なし・生) | 113kcal | 226kcal |
手羽(皮付き・生) | 189kcal | 378kcal |
手羽先(皮付き・生) | 207kcal | 414kcal |
手羽もと(皮付き・生) | 175kcal | 350kcal |
参照:日本食品標準成分表2020年版(八訂) |
鶏胸肉は、鶏もも肉や手羽などと比べてカロリーが低め。
同じ200gを食べるなら、鶏胸肉を選んだほうが太る心配が少ないですよ。
じゃあ、今晩は鶏胸肉で唐揚げをたくさん作ろう♪
ただし、比較的低カロリーの鶏胸肉でも、調理法や味付けによっては高カロリーとなり、太ってしまいます。
カロリーを抑えたいなら、鶏胸肉は揚げ物にしたり、濃い味付けにしたりするのはやめておきましょうね。
以下では、おすすめの鶏胸肉レシピをご紹介しています。ぜひこちらのレシピで鶏胸肉を調理してみてください。
鶏胸肉200gのレシピをご紹介!
鶏胸肉は、他の部位に比べて低カロリーですよ。ただし、調理法や味付けによっては、高カロリーとなってしまいます。
どうやって調理しようかな?
ここからは、鶏胸肉200gのレシピをご紹介します。ぜひ献立の参考にしてください。
- 鶏胸肉のサラダチキン
- 鶏胸肉の生姜焼き
パサパサになるため調理が難しい鶏胸肉も、こちらのレシピなら美味しく仕上がります。
さっそく、鶏胸肉200gのレシピを解説していきますね。
鶏胸肉のサラダチキン
最初にご紹介するのは、「鶏胸肉のサラダチキン」。
鶏胸肉と言えばヘルシーなサラダチキンですよね。ぜひレシピを覚えておきましょう。
お湯につけて作るのが一般的なサラダチキンですが、こちらのレシピなら電子レンジを使って簡単に美味しくできますよ。
ダイエットや筋トレのため、コンビニでいつもサラダチキンを買っているあなた。
今日からは自宅で簡単にサラダチキンを作り、節約しちゃいましょう。
私はシンプルに、オリーブオイルとハーブソルトをかけていただきました。
ちょっと高カロリーですが、胡麻ドレッシングや食べるラー油をかけていただくのもいいかも。
ぜひこちらのサラダチキン、一度作ってみてくださいね。
鶏胸肉の生姜焼き
続いては、「鶏胸肉の生姜焼き」のレシピをご紹介します。
豚肉で作ることが多い生姜焼きですが、鶏胸肉を使っても、ジューシーで美味しく仕上がりますよ。
こちらのレシピで作った生姜焼きは、鶏胸肉を使っているのにパサパサとは無縁です。
表面にまぶした小麦粉が、水分の飛びを抑えてくれますよ。
安い鶏胸肉でも豚肉とあまり変わらないジューシーさ。それでいて、豚肉を使うより低カロリーに抑えられます。
子どもも大人も満足できるこちらのレシピ。ぜひ作ってみてくださいね。
まとめ
- 鶏胸肉200gを食べても、1日のタンパク質推奨量を超えないため、食べ過ぎとは言えない
- 鶏胸肉以外の食事に多くタンパク質が含まれれば、結果的に鶏胸肉も食べ過ぎとなるため注意
- 鶏胸肉の目安量は、1日200-250g
- 鶏胸肉は鶏肉の中で他の部位よりカロリーが低いため、比較的太る心配が少ない
- 鶏胸肉200gのおすすめレシピは、「鶏胸肉のサラダチキン」「鶏胸肉の生姜焼き」
今回は、鶏胸肉200gは食べ過ぎかどうかご紹介しました。
鶏胸肉200gは食べ過ぎとは言えません。しかし、他にもタンパク質の含まれる食事を摂るなら注意が必要。
目安量を参考にしながら、栄養がかたよらないように食べる量を考えてくださいね。
鶏胸肉は他の部位より低カロリー。調理法に気をつければ、パサパサになることもありませんよ。
ぜひ今日のご飯は鶏胸肉で、家族みんなお腹いっぱい幸せいっぱいになってくださいね♪
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