米寿のお祝い。88歳を迎えるご両親やおじいちゃんおばあちゃんのため、盛大に行いたいですね。
しかし、一部「米寿を祝ってはいけない」という意見もあります。
そこで、米寿を祝ってはいけないと言われる理由について調べました。
- お祝いすると早死にするという迷信があるから
- お祝いすると気が抜けてしまうと考えられるから
- 縁起が悪いと昔から言い伝えられているから
- 体力や免疫力が落ちている人を疲れさせてしまうから
今回は、米寿を祝ってはいけないと言われる理由4つを徹底解説します。
ただし、米寿を祝ってはいけないというのは一部の意見。
ご本人の希望に合えば、米寿をお祝いしても問題ないでしょう。
以下では、米寿のお祝いにぴったりのプレゼントや金額の相場、お祝いメッセージ例も紹介しています。ご覧ください。
米寿を祝ってはいけない理由4つを紹介!

「八十八」を組み合わせると「米」という字になることから、88歳は米寿と言われています。
また、末広がりの「八」が2つ並ぶ88歳は、縁起の良い年といわれ、昔からお祝いされてきましたよ。
しかし、一部には米寿を祝ってはいけないという意見があります。
米寿を祝ってはいけないと言われる理由を調べました。主に以下の4つです。
- お祝いすると早死にするという迷信があるから
- お祝いすると気が抜けてしまうと考えられるから
- 縁起が悪いと昔から言い伝えられているから
- 体力や免疫力が落ちている人を疲れさせてしまうから
残念ながら、米寿をお祝いしようか迷ってしまうような理由ばかり並んでいますね…。
しかし、米寿のお祝いは、本来長生きを皆で喜ぶおめでたいもの。
ご本人の希望に沿うなら、米寿のお祝いは行って問題ないですよ。
以下では、米寿を祝ってはいけない理由について、それぞれ詳しく解説していきます。
お祝いすると早死にするという迷信があるから
米寿を祝ってはいけない理由、1つ目は「お祝いすると早死にするという迷信があるから」です。
米寿のお祝いをしてすぐに亡くなってしまう方がいるため、このような迷信が生まれたそう。
確かに、米寿のお祝い後に亡くなる方が何人かいると、「お祝いしない方がいいかな…」という気持ちになりますよね。
しかし、厚生労働省によると、男性の平均寿命は 81.47 年、女性の平均寿命は87.57年。(2021年分)
88歳まで生きているなら、男女どちらであっても平均寿命を超えています。
そのため、米寿のお祝いをしてすぐに亡くなってしまう方が何人かいても、全くおかしくはありませんよね。
米寿をお祝いすると早死にするというのはあくまで迷信。
米寿を迎える本人が気にしないのであれば、この迷信を理由にお祝いをやめる必要はないでしょう。
お祝いすると気が抜けてしまうと考えられるから
米寿を祝ってはいけない理由、2つ目は「お祝いすると気が抜けてしまうと考えられるから」です。
88歳をお祝いしてしまうと、そこで「一区切りした」と気が抜けて、亡くなってしまうと考えられています。
しかし、気が抜けて亡くなってしまうという話には、全く根拠がありません。
こちらも迷信として、米寿を迎える本人が嫌だなと感じない限りは、気にしなくてよいでしょう。
縁起が悪いと昔から言い伝えられているから
米寿を祝ってはいけない理由、3つ目は「縁起が悪いと昔から言い伝えられているから」です。
「米寿のお祝いは縁起が悪い」という言い伝えが昔からあるそう。
どうしてこのような言い伝えが広まったかは分かりません。
しかし、この言い伝えが理由で、米寿を祝ってはいけないと考える人も多いそうです。
私は「夜に口笛を吹くと蛇が出る」という言い伝えを昔から信じてきました。
そのため、夜に口笛を吹くことは決してしません。蛇が怖いから…(笑)
昔からの言い伝えって、根拠がなくてもなぜか信じてしまいますよね。
もし米寿を迎えるご本人が「米寿のお祝いは縁起が悪い」という言い伝えを信じているなら、米寿を祝うのをやめてあげましょう。
体力や免疫力が落ちている人を疲れさせてしまうから
米寿を祝ってはいけない理由、4つ目は「体力や免疫力が落ちている人を疲れさせてしまうから」です。
88歳にもなれば、どうしても体力や免疫力が落ちてしまうもの。
外食をしたり大勢で集まったりすれば、疲れを感じさせてしまうかもしれません。
場合によっては、風邪や感染症にかかってしまうことも考えられます。
米寿をお祝いするかどうかは、ご本人の希望や体調に合わせて決めるのがよいでしょう。
もし米寿をお祝いするなら、ご本人を疲れさせない方法がベストですね。例えば、以下の通り。
- 外食が厳しい→家に集まって皆で出前のお寿司を食べる
- 皆で集まるのが厳しい→プレゼントを宅配する など
米寿を迎えるご本人が一番嬉しいと感じる選択をするようにしましょう。
米寿を祝ってはいけないと言われているがプレゼント例は?

以上では、米寿を祝ってはいけないと言われる理由についてご紹介しました。
「お祝いすると早死にするという迷信があるから」「お祝いすると気が抜けてしまうと考えられるから」など、さまざまな理由で祝ってはいけないと言われる米寿。
しかし、その理由は迷信からきているものばかりのため、ご本人の希望に沿うなら米寿をお祝いしても問題ありませんよ。

米寿のお祝いに何かプレゼントを贈りたいな。
続いては、米寿のお祝いにぴったりのプレゼントをご紹介します。
記念に残るプレゼントを贈れば、きっとすごく喜んでもらえるはず。
ちなみに、米寿に贈るプレゼントについて、金額の相場を調べました。
米寿のプレゼントは、「5,000円〜50,000円程度」を目安に選びましょう。
特に、金額の相場は、相手との関係性によって異なります。
- 子から親へ贈る場合:30,000~50,000円程度
- 孫から祖父母へ贈る場合:5,000円~20,000円
- 親戚へ贈る場合:5,000円~10,000円
孫の立場から米寿のお祝いを贈る場合、自分の両親より金額を少なくするのがベスト。
もし孫のあなたが一番豪華なお祝いを贈ったら、ご両親が「こんな金額のプレゼントしか用意できなくて恥ずかしいな」と感じてしまうかもしれません。
ご両親の立場を守るため、プレゼントの金額には配慮したいですね。
同様に、親戚の立場から米寿のお祝いを贈る場合、相手の子どもや孫を立てるため、金額を控えめにするのが良いでしょう。
ただしプレゼントの金額は、少なければ失礼に思われてしまう可能性も。
ご紹介した金額の相場を目安に、プレゼント選びを行いましょう。
ブリザードフラワー
米寿をお祝いするおすすめプレゼント、1つ目は「ブリザードフラワー」です。
長期間美しさを保てるよう加工された、ブリザードフラワー。
華やかな見た目で、米寿のお祝いを彩ってくれること間違いなし。
普通の切花と違い、水換えなどの手間がなく、相手に負担をかけません。
米寿を象徴する色は、黄色や金茶色とされています。
そのため、以下のようなアレンジのブリザードフラワーはいかがでしょうか。
ケースに入っているため、ホコリで汚れることなく飾っておけますよ。

湯呑み
米寿をお祝いするおすすめプレゼント、2つ目は「湯呑み」です。
毎日使う湯呑み。素敵なデザインのものを選べば、お茶を飲むたび相手を幸せにできますよ。
湯呑みをプレゼントするなら、以下の商品はいかがでしょうか。
ご夫婦でお使いいただける湯呑み。縁起がいい松竹梅の装飾もされています。
無料でメッセージカードをつけることができるため、遠方の相手へ贈る際にもあなたの気持ちをしっかり伝えられますよ。

似顔絵
米寿をお祝いするおすすめプレゼント、3つ目は「似顔絵」です。
米寿を迎えられた現在の笑顔を、似顔絵として残すのはいかがでしょうか。
似顔絵なら、世界で一つだけの特別なプレゼントになりますよ。
以下でご紹介しているのは、メールや郵送で写真を送れば、似顔絵を描いてくれるサービスです。
特徴をよく捉えた似顔絵が、温かいポエムとともに届きます。
似顔絵を囲んで、皆で楽しい団欒の時を過ごしましょう。

米寿をお祝いするプレゼントで避けるべきものは?
米寿をお祝いするプレゼントの例をご紹介しました。
米寿を迎える方が希望すれば「祝ってはいけない」ということはないため、ぜひ相手が嬉しくなるプレゼントを選んでいただければと思います。
ところで、米寿のプレゼントには、避けるべきものもありますよ。
以下のものは、米寿のプレゼントとして贈らない方がよいでしょう。
- 老いを思わせるもの…杖・老眼鏡・補聴器など
- 「4=死」や「9=苦」を思わせるもの…くしなど
- 葬式の香典返しとしてよく使われるもの…お茶など
杖やお茶などは、日常で役立つかなとつい選んでしまいがち。
しかし、相手を思いやり、縁起の悪い品はプレゼントしないよう気をつけましょう。
また、現金を贈るのも基本的にはNG。目上の方に現金を贈るのは失礼に当たるからです。
ただし、「家族の間ではずっとそうしてきた」など、事情がある場合は現金もOK。
現金は、プレゼントかメッセージと一緒に贈ると、相手に喜ばれますよ。
米寿を祝ってはいけないと言われているがメッセージ例は?

米寿を祝ってはいけないという意見があります。しかし、その理由の多くは迷信からきています。
米寿を迎える方の希望に合えば、「米寿を祝ってはいけない」ということはありませんよ。
さて、以上では米寿のお祝いにぴったりのプレゼント例をご紹介しました。
どのプレゼントもきっと喜んでもらえるに違いありません。

もっとおじいちゃんおばあちゃんを喜ばせたいなあ!
ここからは、米寿に贈るメッセージの例をご紹介します。
プレゼントにメッセージカードを添えれば、さらに喜んでもらえると思いますよ。
お父さん、米寿おめでとう
いつまでもお元気で、楽しく暮らしてください
お母さん、米寿おめでとうございます
いつも支えてくれてありがとうございます
これからも宜しくお願いします
おじいちゃん、米寿おめでとう
いつも一緒に遊んでくれてありがとう
これからも体に気をつけて、もっと長生きしてね
おばあちゃん、米寿おめでとう
いつも明るいおばあちゃんが大好きです
また今度遊びに行くね
米寿を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます
今後とも変わらずのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます
このように、短くても心のこもったメッセージを渡せば、プレゼントだけより一層嬉しい気持ちになってもらえるはずです。
必ずしも米寿を祝ってはいけないというわけではないため、ぜひプレゼントにメッセージを添えて、大切な方に贈ってみてくださいね。
まとめ

- 米寿を祝ってはいけないという意見がある
- 米寿を祝ってはいけないと言われる理由は、「お祝いすると早死にするという迷信があるから」「お祝いすると気が抜けてしまうと考えられるから」「縁起が悪いと昔から言い伝えられているから」「体力や免疫力が落ちている人を疲れさせてしまうから」
- 米寿をお祝いするプレゼントについて、金額の相場は「5,000円〜50,000円程度」
- 米寿をお祝いするプレゼントは、「ブリザードフラワー」「湯呑み」「似顔絵」などがおすすめ
- 米寿のプレゼントで避けるべきものは、杖・老眼鏡・補聴器など老いを思わせるもの、櫛など「4=死」や「9=苦」を思わせるもの、お茶など葬式の香典返しによく使われるもの
- 米寿をお祝いするプレゼントには、メッセージを添えるとよい
今回は、米寿を祝ってはいけないと言われる理由について解説しました。
米寿を祝ってはいけないと言われる理由は、ほとんどが迷信からきています。
そのため、米寿を迎えるご本人が嫌がらなければ、お祝いしても問題ありませんよ。
ぜひプレゼントやメッセージを贈り、大切な方の米寿をお祝いしてあげてくださいね。
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