中学校では学ランが制服だったので、高校生になり初めてネクタイをつけるというあなた。
ネクタイの結び方は、なんとなく難しいイメージがありますよね。
しかしポイントさえ押さえれば、誰でも簡単にネクタイをかっこよく結ぶことができますよ!
ネクタイをかっこよく結ぶことが出来れば、制服も一段とかっこよく見えます。
ここではまだネクタイに慣れていない高校生向けの簡単な結び方を見ていきます。
男子だけでなく女子高校生向けの結び方もご紹介しますよ。
また、ネクタイのディンプルやもっとおしゃれな結び方についても見ていきます。
しっかりネクタイを結んでおしゃれに制服を着こなしましょう!
ネクタイの結び方で高校生も簡単にできる手順を解説
早速、詳しいネクタイの結び方を練習していきましょう!
一見難しそうに見えても、慣れるとすぐに結べるようになりますよ!
高校生でも簡単にできるネクタイの結び方をご紹介します!
ぜひ、お手元のネクタイで練習しながら見てみてくださいね。
詳しい結び方より先に、ネクタイ各部の名前を3つご紹介します。
結び方の説明もこの用語を使用するのでぜひおぼえてくださいね。
- 幅が細い方の先=小剣(スモールチップ)
- 幅が広い方の先=大剣(ブレイド)
- 結び目=ノット
ネクタイの結び方にはほとんど、「ノット」という単語がついています。
ネクタイの結び方は結び目で決まっているということなのです!
それだけ、ネクタイの結び目は重要とされてきました。
また、ネクタイの端を剣にみたてた呼び方がかっこいいですよね。
大剣、小剣はそれぞれ幅7〜9cm、4cmほどが標準的なサイズです。
それでは、この用語を用いながら結び方を解説してまいります!
基本の結び方はプレーンノット
まず初めにご紹介するのは、もっとも基本と言われている「プレーンノット」という結び方です。
高校生らしいシンプルな結び方で、男女ともに好感度も高めですよ。
この結び方をマスターすれば、他の結び方も難しくありません!
プレーンノットの詳しい結び方はこちらからご覧ください!
- 襟へネクタイを通し、両手にそれぞれ大剣と小剣を持ちます
- 大剣を持って小剣の上にクロスさせます
- 小剣の周りに大剣を巻き付けるよう一周します
- 首と、クロスしたネクタイの間に大剣を後ろから通します
- あとは、ループ状のところに上から大剣を通せば完成です。
結びはじめは大剣を長めに持っておくと結びやすいですよ!
プレーンノットの結び方はもっとも簡単で、高校生でも簡単に結ぶことができます。
また、プレーンノットは誰にでも似合うスタンダードな結び方なのが嬉しいポイント。
そして、結び目がシンプルな分、ネクタイを長めにできますよ。
高身長のあなたには特にぴったりな結び方ですね。
学校だけでなく就活や冠婚葬祭にも使用できるのでぜひ、おぼえてみてくださいね。
男子高校生にぴったりの結び方はスモールノット
男子高校生におすすめするネクタイの結び方はスモールノットです。
こちらも簡単な結び方なので、不器用で不安だというあなたも大丈夫!
結び目が小さくなるので、首や肩をしっかりとした印象にしてくれますよ。
方法は簡単、先ほどご紹介したプレーンノットの結び方で大剣と小剣を入れ替えてみてください。
すると簡単に結び目が一回り小さくなってくれますよ。
スモールノットの具体的な結び方はこちらです。
- 小剣が左に来るようネクタイを襟へ通します
- 小剣の縫い目が見えるように180度ねじります
- 小剣が大剣の下に来るようにクロスさせます
- 首と、クロスしたネクタイの間に小剣を下から通します
- ループ状になったところに小剣を通せば完成です
プレーンノットと同じく、とても簡単な結び方ですね。
ネクタイの結び方を変えるだけで印象がガラリと変わります!
すぐにできるので、ぜひこちらも試してみてくださいね。
女子高校生におすすめなのはセミウィンザーノット
次にご紹介するのは女子高校生向けの結び方です。
女子はネクタイの結び目を大きくすることで、小顔に見えます!
そんな女子高校生には「セミウィンザーノット」がおすすめです。
プレーンノットよりは少し複雑な結び方ですが練習すればすぐ結べるようになりますよ!
ぜひ、お手元のネクタイを手に挑戦しながら見ていきましょう!
- 大剣が左に来るように、襟へネクタイを通します
- 大剣が小剣の上に来るようクロスします
- 首周りの輪に、大剣を下から通します
- 大剣を引いて右側に持っていきます
- 小剣の後ろを通るように左側へ持ってきます
- 今度は前から首周りの輪に大剣を通します
- 後ろから小剣を軸に一周させ、後ろから首周りの輪に通します
- 7で一周させた輪に大剣を通して完成です
女子高校生の場合、首元を緩めに結ぶとゆるっとしてかわいいですよ。
緩める場合は校則の範囲内で行うよう注意しましょう。
この方法では、結び目が大きめになるので女子高校生の制服と相性抜群なのです。
それだけでなく、たくさん巻く分長さも短めなので低身長女子にもおすすめです!
ネクタイの結び方はディンプルが決め手!方法はこちら
ディンプルという言葉を聞いたことはありますか?
ディンプルとは英語で「えくぼ」と言う意味で、結び目の下に入った窪みを指します。
「ただの窪みでそんなにかわるの?」とお思いではありませんか?
ディンプルがあるとないとで、印象はかなり変わってきます!
ディンプルがない結び方では少しのっぺりしてしまうと感じることはありませんか?
ディンプルを付けるだけで凝って見え、Vゾーンが立体的になり、かなりおしゃれに見えます。
ここでは、ディンプルの詳しい作り方をご紹介します。
基本的なディンプルの作り方はこちら
結び方は、ネクタイの結び目に窪みを入れるだけでいいの?
いいえ、単に窪みを入れるだけはすぐに取れてしまうのがディンプルの難点なのです。
きちんと作り方に従えば、1日中崩れないディンプルを作ることができますよ!
ディンプルを作るには、結び初めから準備することが重要です。
崩れず、きれいなディンプルを作るポイントはこちらです。
- ネクタイを結び始めるとき、小剣を谷折りにしておく
- 最後、大剣を通すときは上から指も一緒にいれて、根本からディンプルを作る
- 最後はしっかり締める
最後にさっとディンプルをつくるのではなく、結びはじめから準備しておくのがコツなのです。
また、固い素材のネクタイを使用するとより崩れにくくなりますよ。
ネクタイの結び方を覚えたら、次はぜひディンプルにチャレンジしてみてください。
アシンメトリーディンプルの作り方はこちら
実は、ディンプルにもいくつかの種類があります!
次にご紹介するのは「アシンメトリーディンプル」です。
窪みを真ん中ではなく、左右どちらかズレた位置に作るのがアシンメトリーディンプルです。
これは「アシンメトリーディンプル」という結び方です。
あえてズラすことでおしゃれに見せる上級テクニックです!
しかし、まじめなシーンで用いるのは不適切だと思われてしまうので注意が必要です。
ダブルディンプルの作り方はこちら
また、「ダブルディンプル」というものもあります!
その名の通り、結び目に2つくぼみを作るものです。
写真を見ると、大剣の両端が手前に出て、ディンプルは2つありますよね。
ボリュームが出るのでとてもおしゃれな印象になりますよ。
ダブルディンプルのきれいな結び方はこちらです。
- いつも通りの結び方を、緩めに仕上げておきます
- 大剣の、結び目上に出た部分をおさえます
- w型を意識して大剣の中央部分をつまみます
- 3の手は押さえたまま2だけ離します
- 離した手で結び目下にある大剣の端をめくります
- ネクタイをしっかり締めて完成です
もっとも大事なポイントは大剣の形がWになるよう意識することです!
学校ではあまり使われませんが、華やかなネクタイを締める場合やおしゃれに決めたいとき大活躍です!
簡単にできるので覚えておいて損がない結び方ですよ。
ネクタイの結び方をおしゃれに!おすすめ結び目3選
ネクタイの結び方は本当に様々で、難しいものがたくさんあるイメージですよね。
これまでご紹介した結び方以外にも数えきれないほどの結び方があります。
ここではその中でも、簡単でよりおしゃれなネクタイの結び方をご紹介します!
結び方をいくつか覚えておくだけで、学校以外でのおしゃれに大活躍しますよ!
ネクタイの結び方で重要なのは場面をしっかり選ぶこと。
オフィシャルな場に、崩した結び方は似合いませんよね。
ぜひ、いくつか覚えておいて場合によって使い分けましょう!
ダブルノット
「ダブルノット」というネクタイの結び方をご紹介します!
こちらはその名の通り大剣を二重に巻いた結び方です。
プレーンノットよりも少しボリュームが出ておしゃれです!
- プレーンノットの時より大剣を長めにとってクロスします
- 小剣に、大剣を2周巻き付けます
- 大剣を首の下にできたループに通します
- しっかり整えて完成です
手順は、ほとんどプレーンノットと変わりがありません。
手順だけを見ると、とても簡単そうに思いませんか?
しかし、こちらは左右対称にするのが少し難しい結び方です。
必ず鏡の前でチェックしながら結んでくださいね!
ウィンザーノット
次にご紹介するのは「ウィンザーノット」というネクタイの結び方です。
結び方は、先ほどご紹介した「セミウィンザーノット」に少しだけ手順を足したものです。
セミウィンザーノットは結び目の大きさが程よく仕上がります。
それに対してウィンザーノットは固くしっかり仕上がります。
- 大剣を小剣の上にクロスさせます
- 大剣を首の下にできたループに下から通します
- 小剣の後ろを通るようにし、前から再度ループへ通します
- 今度は小剣の前を通るようにし、また下からループへ通します
- 最後に交差した輪の中へ大剣を通します
- 結び目の形を整えて完成です
セミウィンザーノットを結ぶことができれば簡単な結び方ですね!
ワイドカラーシャツと合わせるととてもおしゃれですよ。
クロスノット
次は「クロスノット」というネクタイの結び方をご紹介します。
ノットに斜めのラインが入り、とてもおしゃれな結び方です。
こちらは少し崩した結び方ですので、カジュアルな場におすすめです。
クロスノットは今までご紹介したものとは違い、小剣を持った結び方です。
他よりも少し難易度の高い結び方ですので、練習する必要があるかもしれません。
しかし、いざというときに結べるとワンランク上のおしゃれを目指せますよ!
クロスノットの詳しい結び方は以下の通りです。
- 小剣を長めに取り、大剣の上でクロスさせます。
- そのまま大剣の周りを一周させ手前に持ってきます
- これを2回繰り返すと小剣が大剣に2回巻き付いた状態です
- 小剣を手前から首元のループに通し、左側に持っていきます
- 大剣に巻き付いた小剣の輪へ通します
- 小剣を引き抜き、大剣の後ろに来るよう整えて完成です
遊び心のある、とてもおしゃれな結び方ですね。
難しいですが、結び方を習得すると一目置かれること間違いなしです!
まとめ
- 高校生でも簡単にできる結び方がある
- 基本で誰にでも似合う結び方はプレーンノット
- 男子高校生はスモールノット、女子高校生はセミウィンザーノットがおすすめ
- ディンプルに気を付けるとネクタイが一段とかっこよくなる
- 凝った結びかたでよりおしゃれにみせることもできる
ネクタイの結び方で、高校生でも簡単にできる方法についてご紹介してきました。
結び方だけで大きく印象を変えることができますね。
ぜひ、お気に入りの結び方をマスターしてみてください。
特に男性にとって、ネクタイの結び方は一生モノです。
一度覚えておくだけで、絶対に損はありませんよ。
ネクタイをおしゃれに締めて、周りと差を付けましょう!
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