家や会社など固定電話にかかってくる迷惑電話。時間をムダに取られることもあり、不快ですよね。
迷惑電話の多くがセールスや勧誘です。しかし中には、いたずら目的、振り込め詐欺など、犯罪とかかわるものも少なくありません。
したがって「できれば知らない人からかかってくる電話を受け取りたくない…。」と、思うことも多いのではないでしょうか。私もよく思います。
実は調べてみたところ、固定電話も着信拒否をすることができるとわかりました。
今回は固定電話で着信拒否するため、事前に確認しておきたいことや、4つの方法、そしてかけてきた相手へ流れるアナウンスを、ご紹介します。
迷惑電話を着信拒否できるのであれば、かかってくる電話も安心して受け取ることができますよね。
固定電話の着信拒否で、平穏な生活を送りましょう。
固定電話も着信拒否ができる!事前に確認する3つのこと
迷惑電話はこちらの都合など、おかまいなしにかかってきますよね。
家事をしているときや食事中、寝ているときでも突然かかってきます。
たいていはセールスや勧誘です。しかし、中にはいたずら目的、振り込め詐欺、ストーカーなど、犯罪とかかわるものも少なくありません。
そのため「知らない人からかかってくる電話はあまり出たくない…。」と思うことも多いですよね。
私も、知らない人からの電話に出てしまい、後悔することがよくあります。
そんなとき、固定電話もスマートフォンの機能にある着信拒否ができれば、嬉しいですよね。
調べたところ、実は、固定電話でも着信拒否をすることができるとわかりました。
固定電話で着信拒否することができれば、迷惑電話をブロックできるため、かかってくる電話も安心して受け取れますよね。
ただ、すべての電話機が着信拒否をできる、というわけでもありません。
したがって、着信拒否をする前に、以下の3つは確認しておきましょう。
事前に確認したい3つのこと
- ナンバーディスプレイへ加入済みか
- 着信拒否の機能が付いている電話機を利用しているか
- 迷惑電話の番号は通知されているか非通知か
確認せず着信拒否の準備に取り組むと、上手く対策できないだけでなく、余計な出費を招く恐れもあります。
きちんと確認して、あなたに最適な着信拒否の方法を取り入れていきましょう。
以下では、確認したい3つのことについて、詳しくご紹介します。
ナンバーディスプレイへ加入済みか
ナンバーディスプレイとは、NTTが提供しているオプションサービスの一つです。
着信時に、かけてきた相手が使っている電話番号を、電話機のディスプレイへ表示させることができますよ。
電話機にあらかじめ登録してある人からかかってきた場合も、ディスプレイを見ればすぐわかります。
知らない相手からの電話は出たくないあなたに、とてもぴったりなサービスです。
着信拒否をするときに必要なサービスなので、加入しているか、しっかり確認しておきましょう。
着信拒否の機能が付いている電話機を利用しているか
ナンバーディスプレイに加入していても、電話番号の表示だけでは、相手がわからないこと、ありますよね。
知らない番号は、かかってきた電話へ出ても大丈夫なのか、判断に迷います。私も不安になることがあります。
そのような場合は、機能に着信拒否が付いている電話機を利用していると、より効果的です。
中には、警察、自治体より提供される迷惑電話の電話番号や、サービス利用者から着信拒否登録されている情報をデータベース化している機種もあります。
電話番号を自動で判別する機能も付いているため、迷惑電話は簡単にブロックできますよ。
あなたの使用している機種に付いている機能も、しっかり確認してみましょう。
迷惑電話の番号は通知されているか非通知か
ナンバーディスプレイに加入していたところで、電話番号が通知されていないとせっかくの機能も効果を期待できません。
したがって、迷惑電話の相手は番号を通知しているか、非通知でかけてきているか、調べる必要があります。
NTTには、相手の電話番号を音声で教えてくれる「ナンバーお知らせ136」というオプションサービスがあります。
使い方はとても簡単です。「136」にかけて「1」を押すだけ。
最後にかかってきた電話の日時と番号を教えてくれますよ。
事前の申し込みは不要ですが、1回33円(税込)かかります。
非通知や公衆電話、国際電話には対応していないため、相手が通知されているか非通知でかけてきているか、判断することが可能です。
ナンバーディスプレイ加入前に、こちらで相手の番号を確認しておくと、より便利な使い方ができますよ。
固定電話の着信拒否する方法を4つ紹介!
固定電話も、着信拒否することができると、安心ですよね。
では、どのような方法で迷惑電話を対処すれば良いでしょうか。
固定電話で着信拒否をする方法は、以下の4つです。
固定電話で着信拒否する方法
- ナンバーリクエストを利用する
- 非通知拒否機能を利用する
- 迷惑電話お断りサービスを利用する
- 電話番号を変える
これから、それぞれを詳しくご紹介します。あなたに合った方法で、迷惑電話をブロックしてくださいね。
ナンバーリクエストを利用する
NTTのオプションサービスである、ナンバーリクエストを利用する方法です。
ナンバーリクエストは、非通知でかけてきた相手に対して、番号を通知してかけ直してくださいと自動音声が伝えてくれるサービスです。
NTTにこちらを申し込むことで、非通知からの電話は着信拒否することができます。
相手が非通知でかけてきている場合、呼び出し音も鳴らないため、快適な生活を送れます。
しかし、月額660円(税込)、初めて使用するときには、工事費も1回線2,200円(税込)かかります。
そのため、多少費用がかかっても迷惑電話をブロックしたいというあなたに、おすすめです。
非通知拒否機能を使う
もともと電話機に搭載されている「非通知拒否機能」を使う方法です。
非通知の相手から電話がかかってきても、呼び出し音を鳴らさず対応する機能です。
こちらは、先ほどご紹介したナンバーリクエストへの加入が不要となります。
月額220円(税込)のナンバーディスプレイへ加入することで利用可能なため、比較的安く迷惑電話をブロックできますよ。
あなたの使用している電話機に付いているようであれば、さっそく活用することをおすすめします。
迷惑電話お断りサービスを利用する
相手が通知して電話をかけてきている場合に有効な着信拒否の方法です。
迷惑電話を受けた直後に、ダイヤル操作で着信拒否の登録ができます。こちらもNTTのサービスであるため、申し込みは必要です。
登録後は次回より、同じ電話番号からかかってくることはありません。さらに着信音もならない仕組みになっているため、安心です。
また、こちらも工事費用は1回線2,200円(税込)、月額220円(税込)かかります。
電話番号を変える
迷惑電話がたくさんある場合や、ストーカー相手の場合、着信拒否だけでは解決できないときもあります。
そのような場合は、思い切って電話番号を変えることもおすすめです。
今まで使っていた電話番号を変えることに、少し抵抗感はありますよね。踏み切れない気持ちもわかります。
しかし、電話がかかってくるたび、おそるおそる取ることや、不安な気持ちになることから解放されるのであれば、電話番号を変えることも必要だと思います。
新しい電話番号はNTTからいくつか番号が提示され、その中から選ぶこともできますよ。
ただ、迷惑電話の防止が目的でない限り、電話番号を変えることはできません。
したがって、誰かから番号案内の「104」で問い合わせをされても、新しい番号が案内されることはありません。
さらに、ストーカー対策で電話番号を変えたとしても、新しい番号が相手へ知られることはないため、安心です。
ただ、工事費用は2,750円(税込)かかること。公共料金、勤務先やクレジットカード会社など、新しい番号に変更する必要があること。こちらの点は注意が必要です。
固定電話で着信拒否したらアナウンスはこう流れる
固定電話で着信拒否する方法もわかりました。これで迷惑電話から解放されそうですね。
ところで、固定電話は着信拒否をした場合、相手にどういったアナウンスが流れるのでしょうか。気になりますよね。
実をいえば、着信拒否のアナウンスは、以下へ挙げるサービスにより異なります。
- 電話会社などのサービス
- 電話機の機能
サービスによっては、相手へ着信拒否していることを直接伝えるものもあります。
その場合、着信拒否したことがわかり、嫌がらせをされないか、少し不安も感じます。
相手の反応が心配なため、アナウンスも丁寧に選びたいですよね。
以下では、固定電話で着信拒否をした場合のアナウンスについて、詳しくご紹介します。
電話会社などのサービス
電話会社などのサービスは、相手へ着信拒否していることを伝える内容が多いです。
例えば先ほどご紹介した、NTTの「迷惑電話お断りサービス」。
こちらの場合「お電話をお受けすることはできません」という内容が、自動音声で流れる仕組みになっています。
こちらのサービスは、相手にも、着信拒否をしていることが伝わりやすい内容になっています。
そのため、迷惑していることが伝わっても大丈夫なセールスや勧誘、問題にならない相手へ利用することをおすすめします。
電話機の機能
電話機の機能は、メーカーや機種によってアナウンス内容が異なります。
話し中のような「プーップーッ…。」という音が繰り返されるだけや、自動音声で「お繋ぎできません。」という内容を伝えるなど、機能はさまざまです。
そして、自動音声で着信拒否している内容をアナウンスする、または、話し中のような音だけなど、選ぶことができる機種もあります。
話し中のような音だけであれば、相手にも着信拒否が伝わりにくくて、良いですよね。
相手からの反応が気になる場合は、着信拒否できる機能付き電話機で対応することをおすすめします。
まとめ
- 固定電話でも着信拒否をすることはできる
- 固定電話で着信拒否をしたい場合は、ナンバーディスプレイへの加入が必要となる
- 固定電話は着信拒否するとき、相手の電話番号が通知されている場合と非通知で方法を変える必要もある
- 固定電話の着信拒否は、電話機に付いている機能を使うと、安くすませることができる
- 固定電話で着信拒否した場合、かけてきた相手へのアナウンスはサービスや電話機によって異なる
固定電話も着信拒否ができるのは、嬉しいですよね。
知らない相手や迷惑電話は、あなたに合った方法でブロックすることができますよ。
アナウンスが気になる場合も、電話機の機能で対応できるため、安心です。
これからは、かかってくる電話も構えることなく受け取ることができる、平穏な生活を送っていきましょう。
コメント