ブラウニーは混ぜて焼くだけ、初心者でも作りやすいお菓子です。
いざ作ろうと、型を検索したところ種類や価格もさまざまで、購入に踏み切れなかったあなた。
または、ケーキ作りはまだお試しという段階で、型などすべて揃えることをためらっているあなた。
実のところ、ブラウニー型は家にあるもので代用できます。代用品は、おすすめ順にアルミホイル、新聞紙、牛乳パックの3つです。
ブラウニーなどケーキ作りの際、道具を揃える必要があります。
道具を揃えるとなれば、ケーキ作りにチャレンジすることへ迷いが出てしまいますよね。
そんなとき、家にあるもので代用できれば、ケーキ作りのハードルも下がります。
以下で、代用品3つそれぞれの使い方を解説しています。
型がなくても、代用品でおいしいブラウニー作りをしてくださいね。
ブラウニーの型は代用できる!家にあるもの3つを紹介!
ブラウニーは材料を混ぜて焼くだけ。特別な混ぜ方やメレンゲを作るといった手間がなく、ケーキ作り初心者でも作りやすいです。
材料さえあれば、思い立ったときにすぐ作れるところがブラウニーの魅力です。
しかし、いざ作ってみようと型を検索したところ、種類や価格がさまざまで迷いますよね。
また、材料は買い揃えたが、型のことをすっかり忘れていたという場合もあります。
そんなときでも家にあるものがブラウニー型として代用できますよ。だれの家にもあり、代用品として使えるものは3つあります。
- 【ブラウニー型の代用品】
- アルミホイル
- 新聞紙
- 牛乳パック
3つの中では、大きさや形を調整しやすいアルミホイルが一番おすすめです。
また、新聞紙と牛乳パックを使う際は注意することがあります。それはクッキングシートを一緒に使うことです。
以下では代用品3つの使い方と注意点を詳しく説明しています。
ブラウニー型がなくてもアルミホイルで作れる
ここからは、代用品それぞれの使い方をご説明していきます。
ブラウニー型の代用品1つめはアルミホイルです。手軽に使うことができるので一番おすすめですよ。
アルミホイルはあなたのキッチンにも必ずあると思います。
包み焼き、落し蓋代わりなど用途が多く、熱や火にも強いですよね。
熱に強いため、アルミホイルをブラウニー型として代用できますよ。
以下は、アルミホイルを型の代用にする作り方です。
【アルミホイルを型の代用にする作り方】
- アルミホイルを3枚重ねる
- 4辺を2回ずつ折りこむ
- 4辺を立ち上げる
- 角の処理を行う
強度を増すため、3枚重ねにします。できるだけ同じ大きさに揃えてくださいね。
4辺は立ち上げて側面にするので、強度を増すため2回ずつ折りこみます。
4辺を立ち上げると、角の部分が三角にはみ出ますね。
そのはみ出た部分を立ち上げた辺に沿わせるよう倒します。4つすべての角が処理できたら、型は完成です。
強度が強くなるように作っていますから、このままブラウニーの生地を流し込んで焼けます。
側面が倒れるかもと心配なあなたは、角の部分をホチキスで止めましょう。
その場合は、アルミホイルで作った型の内側へクッキングシートを敷いてくださいね。
アルミホイルの大きさや折り曲げる長さを変えれば調整も簡単にできます。
大きめ、深型などオーブンの大きさや作る量に合わせアレンジしてくださいね。
アルミホイルは、折りこむだけで代用品として使え、アレンジしやすいのがメリットです。
ブラウニー型は新聞紙で作れるがインクに注意
ブラウニー型の代用品2つめは新聞紙です。新聞紙を使う場合は、インク移りに注意してくださいね。
「紙が代用品?燃えないの?」とおどろかれたあなた。私もはじめ新聞紙で大丈夫なの?と思いました。
しかし安心してください。かなり前から料理雑誌に取り上げられている方法なので信頼性は高いです。
ちなみに、新聞紙が発火する温度は291℃だそうです。ブラウニーは170~180℃で焼きます。
きちんとレシピ通りに作れば、発火の恐れはないですよ。
それでは、新聞紙をブラウニー型の代用にする作り方です。
【新聞紙を型の代用にする作り方】
- 新聞紙は2枚用意し、見開きを半分に折る
- 半分に折った状態で箱を2つ作る
- 箱を互い違いに重ねる
出来上がった箱の、新聞紙が飛び出た部分を互い違いにするよう重ねます。これで型は完成です。
新聞紙を切らずに作ると、【約20.5㎝×20.5㎝】の角型ができます。一般的なレシピで作るとちょうどいいサイズです。
新聞紙のサイズや折り方を変えると、小さめ、長方形なども作れます。
焼くときは、型の内側にクッキングシートやアルミホイルを敷いて使いましょう。
また、インクが天板に移る可能性もあります。天板と新聞紙の間にもクッキングシートを敷きましょう。
ブラウニー型は牛乳パックで作れるが注意点もある
ブラウニー型の代用品3つめは牛乳パックです。牛乳パックもブラウニー型の代用として手軽に使えます。しかし、注意点があります。
発火の恐れもあり、使用しない方がいいと紹介しているサイトを見かけました。
牛乳パックは、最終手段くらいに覚えておくといいかもしれません。以下で詳しく説明していきますね。
まず、型の代用とする場合、いくつか作成方法があります。ここでは、作成方法を3つ紹介します。
【牛乳パックを型の代用として作成する方法】
- 1辺をくり抜く
- 縦半分に切る
- 好きな形に整える
どの作成方法も牛乳パック、はさみ、ホチキスがあれば作れます。
作るブラウニーの量に合わせて、型を選ぶといいですよ。
牛乳パックを型の代用にする作成方法
一番簡単に作成できておすすめなのは、1辺をくり抜く方法です。牛乳パックの大きさがそのまま型になりますよ。
【牛乳パックの1辺をくり抜く作成方法】
- 1箇所の側面にハサミを入れる
- そのまま側面1枚を切り取る
- 注ぎぐち部分をホチキスで止める
牛乳パックをそのまま使うため少し深さがあります。
作成方法2つめは、牛乳パックを縦半分に切る方法です。
【牛乳パックを縦半分に切る作成方法】
- 注ぎぐちを開き、縦半分に切る
- 注ぎぐち側の辺に切り込みを2カ所入れる
- 注ぎぐち部分が立ち上がるように整える
- 注ぎぐち部分をホチキスで止める
浅型が2つできますね。小分けして保存するのに便利なサイズです。
3つめの作成方法は好きな形に整える作り方です。できるだけ大きく作ると【約15㎝×20㎝】のサイズで、側面は【約3.5㎝】でした。
【牛乳パックを好きな形に整える作成方法】
- 牛乳パックを切り開く
- 底の部分と注ぎぐち部分を切り取る
- 自分の作りたい大きさになるよう折り曲げる
- 角の4カ所へ、ななめに切り込みを入れる
- 折り曲げたサイズに合わせて立ち上げ、側面を作る
- 角の重なっている部分をホチキスで止める
折り曲げるサイズを変えると大きめ、小さめ、深型なども作ることができます。
牛乳パックを代用する際の注意点
次は、牛乳パックをブラウニー型の代用にする注意点です。
【牛乳パックを使う場合の注意点】
- 内側にクッキングシートを敷く
- 外側にクッキングシートを敷く
内側へクッキングシートを敷くのは、牛乳パックと生地が直接触れないようにするためです。
牛乳パックなど紙パックの内側には水分をはじくため、ポリエチレンが貼られています。
オーブン加熱することでポリエチレンが溶け出すのだそうです。溶けたポリエチレンで、発火、容器に穴があくという場合もあるようです。
ポリエチレンが溶け出す温度は110℃前後だそう。ブラウニーなど焼き菓子を焼く温度は170~180℃ですよね。
ブラウニーの加熱温度はポリエチレンが溶け出す温度を超えています。
ポリエチレンを口にしても人体への害はないそうです。害がないとはいえ、牛乳パックの内側に必ずクッキングシートを敷きましょう。
生地をそのまま牛乳パックへ入れて焼くことはやめましょうね。
また、外側へクッキングシートを敷き、印刷面と天板が付かないようにしましょう。
加熱することで牛乳パック外側の印刷面が溶けます。
必ず外側から、天板、クッキングシート、牛乳パック、クッキングシートの順で重ねてください。
また、クッキングシートはアルミホイルに換えても大丈夫ですよ。
さらに、牛乳パックの型全体をアルミホイルで覆って使用するという手もありますよ。
ただし、アルミホイルだと焼きあがった際、キレイにはがれない場合もあります。
ブラウニー型の代用として3つ紹介しました。紹介した以外に、アルミや紙製のマフィン型、パウンドケーキ型などでブラウニーを作ることもできます。
また、天板にクッキングシートを敷き、そのまま型としても使えますよ。
ちなみに私は、月に1回程度、焼き菓子を作ります。作るときは、焼き菓子用の紙型を使う場合が多いです。
以前ブラウニーを作った際、購入した紙型がまだ残っていると思い、よく確認せず作り始めました。
そして、作り始めたあとで、既に紙型を使い切っていたと気付きました。
そんなとき、いつもあるもので代用できれば焦らずに済みます。
ケーキは形にこだわらず、中までしっかり焼けていれば大丈夫という私のようなあなた。
そんなあなたなら、代用品を使ってもおいしいブラウニーが焼けること間違いなしですよ。
まとめ
- ブラウニーの型がなくても家にあるもの3つで代用できる
- ブラウニー型の代用品1つめはアルミホイル
- ブラウニー型の代用品2つめは新聞紙
- 新聞紙で代用する際は、クッキングシートを敷く
- ブラウニー型の代用品3つめは牛乳パック
- 牛乳パックで代用する際は、内側と外側にクッキングシートを敷く
ブラウニーは手軽にチャレンジでき、お好みのナッツやドライフルーツを加えてアレンジすることも可能です。
作る頻度が多くなれば、専用の型を購入してもいいでしょう。しかし、平均で1,500円程度、高価なものは5,000円位と意外に値が張ります。さらに収納するのもかさばります。
そんなとき、ブラウニー型を代用するなら、いつも家にあり、新しい収納場所も必要ありません。
愛情がこもった手作りブラウニーなら、型にこだわらなくてもおいしくできますよ。
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