あなたは、出かけようと羽織ったワイシャツにシワが寄っていたり、ハンガーの跡がついていたりして、着替える羽目になったことはありませんか?
ワイシャツをしまうときにしっかりアイロンをかけてハンガーに掛けておいたはずなのになぜだろう、と不思議に思いますよね。
ワイシャツのシワやハンガー跡を防ぐためには、どんなハンガーを選ぶかがとても重要なのです。
今回、私がおすすめするシャツ用ハンガーは、以下の3ブランドです。
- シンコハンガー
- ナカタハンガー
- マワハンガー
ハンガー選びを間違えると、あなたのワイシャツには何度アイロンをかけてもシワが寄り、掛けておくだけでハンガーの跡がついてしまうことになります。
でも、ご安心ください。適切なハンガーを選べば、あなたのワイシャツはアイロンをかけた直後のきれいな状態を保つことができるのです。
これから、おすすめのハンガーや、ワイシャツ収納に最適なハンガー選びのポイントをご紹介していきます。
ワイシャツのハンガーおすすめ3選!
こちらで私がおすすめするハンガーメーカーは、シンコハンガー、ナカタハンガー、マワハンガーの3つです。
それぞれデザインや材質にこだわりのある、良質なハンガーです。一つ一つ解説していきます!
ワイシャツ収納に最適なハンガーを選ぶポイント3つは、記事の後半でおすすめしていますよ。そちらもぜひご覧ください。
シンコハンガー 形態安定シャツ用ハンガー
シンコハンガーは、大正12年創業の老舗国内メーカーです。
唐木家具装飾の製造から始まったシンコハンガーは、その技術を応用し、高級木製洋服掛の専門メーカーとなりました。
そんなシンコハンガーから販売されている「形態安定シャツ用ハンガー」は、その名の通りワイシャツ収納におすすめの一品です。
スカイブルー、ブラック、ホワイトの3色展開で、フック部分から本体部分に至るまで軽くて丈夫なポリプロピレンを使用しています。
全体が1色で統一されており、並べて掛けたときにすっきりと見えます。
1番のおすすめポイントは、ハンガーの肩部分をワイシャツのサイズに合わせて調整できるところです。肩部分がスライド式になっており、簡単にサイズを変更できます。
肩幅のサイズを調整することができるため、性別や体型を問わず使うことができます。
また、ハンガーの厚さも2.1cmと、ワイシャツを掛けるのに丁度良い厚さです。フック下部分に三角形の山がありますので、襟元の型崩れも防ぐことが可能です。
私がこのハンガーを知ったとき、「すごく使いやすそうだな」と思いました。
ワイシャツに最適なハンガー選びのポイントを押さえていることはもちろんですが、ポリプロピレン製だということも評価が高いです。
上述の通りポリプロピレンは軽くて丈夫です。その上、水に強いという特徴もあります。水に強い材質のハンガーなら、洗濯をした後すぐに使うことができますよね。
ワイシャツを洗濯してこのハンガーに掛けて干し、乾いたらそのまま収納することができます。
洗濯用ハンガーと収納用ハンガーを分けなくていいですし、乾かす段階から型崩れを防ぐこともできると思います。
シャツ用ハンガーと銘打っているだけあって、まさにワイシャツ収納にベストなハンガーだといえます。ぜひチェックしてみてくださいね。
ナカタハンガー 日本製 木製メンズ シャツハンガー
ワイシャツ収納におすすめするハンガーの2つめは、ナカタハンガーが販売している「日本製 木製メンズ シャツハンガー」です。
ナカタハンガーは、中田工芸として昭和21年に誕生した国内メーカーです。創業以来、木製ハンガーの専門ブランドとして知られています。
そんな木製ハンガーの専門企業であるナカタハンガーのワイシャツハンガーは、あなたのワイシャツをシワやハンガー跡から守るのに最適だといえます。
こちらのワイシャツハンガーは、本体にブナ材を使用しており、重厚感のある見た目です。
本体のブナ材にはウレタン塗装が施してあり、耐久性も高くなっています。色味もスモークブラウンとオシャレです。
サイズ展開が豊富で、ワイシャツのサイズに合わせて購入することができます。また、ハンガーの厚さも2cmとワイシャツを掛けるのに最適な厚みです。
フック下の部分にはなだらかな三角形の山があり、襟元にぴったりとフィットします。
このハンガーの魅力は、ワイシャツ収納に最適なポイントを押さえているだけでありません。私はこのハンガーのデザインも、とても良いと思いました。
木製のハンガーは、木材ならではのおもむきがあります。その緩やかな曲線や木目は、他材で表現できません。何より高級感があって、とてもオシャレです。
こちらのハンガーであれば、あなたのワイシャツをシワやハンガー跡から守りながら、オシャレに収納することができると思います。
マワ 滑り落ちない MAWAハンガー シャツ・ブラウス用
ワイシャツ収納におすすめのハンガー3つめは、マワ社が展開している、「滑り落ちない MAWAハンガー シャツ・ブラウス用ハンガー」です。
マワ社は60年以上にわたり、ドイツ・ミュンヘン郊外のパッフェンホーフェンでメタルハンガーを作り続けてきた老舗メーカーです。
そんなマワ社ハンガーにおける最大の特徴は、ノンスリップであることです。
本体部分に特殊塩化ビニルコーティング加工を施し、ワイシャツが滑ってシワが寄ったり型崩れしたりするのを防ぎます。
スチール製のフックに、艶のある本体が映えます。シンプルなデザインで、非常にスタイリッシュです。
豊富なサイズ展開で、お手持ちのワイシャツに合わせて選ぶことができます。
また、厚さは1cmと非常にスリムです。ワイシャツに適切な厚みでありながら、ハンガーがかさばるのを防ぐことができます。
フック下にも三角形の山があり、襟元の型崩れを防ぎます。特に襟のうなじ部分にぴったりフィットします。
私はこのハンガーを見て、正直なところ「こんな細身のハンガーで大丈夫なのか」と思いました。それぐらいシンプルでスリムです。
しかし、調べていくと、マワハンガーの魅力にどんどん引き込まれていきました。何といってもノンスリップであるということが、嬉しいですよね。
ワイシャツをハンガーに掛けるとき、ボタンを留める前に滑り落ちてしまうことがありませんか?
ワイシャツを収納するときにはボタンを留めた方が良いと分かっていても、そうなってしまうと留める気が失せますよね。
こちらのハンガーなら、そういったわずらわしさがないと思います。ワイシャツ収納に最適なポイントをしっかりと抑えた、スタイリッシュなハンガーといえます。
ワイシャツ収納に最適なハンガーの選び方3つ
ハンガー選びで大切なポイントは、以下の3つです。
- ワイシャツのサイズにあった大きさを選ぶこと
- ワイシャツの襟にフィットする形状を選ぶこと
- ワイシャツに最適な厚みを選ぶこと
3つのポイントを押さえて選べば、あなたのワイシャツはきれいな状態を保つことができます。
出かける前に着替えなおす必要もなくなり、スケジュールが狂うこともなくなりますよ!
ワイシャツのサイズにあった大きさのハンガーを選ぶ
あなたは、ハンガーにサイズがあることをご存知ですか?
シワやハンガー跡からあなたのワイシャツを守るためには、ワイシャツのサイズにあったハンガーを使用することが絶対条件です。
ワイシャツのサイズに対して小さすぎるハンガーを使っていると、首と肩の間にハンガー跡が付いてしまう場合があります。
反対に、ワイシャツのサイズに対して大きすぎるハンガーを使っていると、袖の付け根部分に跡が付いてしまう可能性があるのです。
お使いのハンガーが、ワイシャツのサイズにあったハンガーかどうかを判断するために、まずワイシャツの肩幅を測る必要があります。
ワイシャツの肩幅は、後ろ見頃にある縫い目を目印に測ります。右肩の縫い目から左肩の縫い目までを一直線に結んだ幅です。
ワイシャツに最適なハンガーは、この長さから1~2cm短いサイズです。
ハンガーは、ワイシャツの両肩より少し内側に入るぐらいがちょうど良いとされています。選ぶ際の参考にしてくださいね。
ワイシャツの襟にフィットする形状のハンガーを選ぶ
ワイシャツのデザインは襟元が印象的ですよね。形の整った、シワのない襟元は見ていて気持ちがいいものです。
この襟元の型崩れを防ぐために、フック下に三角形の山があるハンガーを選びましょう。
もし襟部分の型が崩れてしまったら、オシャレさや清潔感がダウンしてしまいます。
そういった残念な事態に陥らないため、ワイシャツの襟元にフィットする形状のハンガーを選ぶことが大切です。
ハンガーには、その用途によって様々な形状があります。
ボトムス用のハンガーにワイシャツを掛けることは中々ないかもしれませんが、トップス用のハンガーでも、ワイシャツには不適切なものがあるのです。
あなたがお使いのハンガーには、フック下の部分に三角形の山がありますか?
もしも、山のない、アーチ型のハンガーにワイシャツを掛けている場合、襟元にシワが寄ったり型崩れしたりするかもしれません。
フック下に三角形の山があるハンガーは、ワイシャツの襟を支える役割があります。
ハンガーにきちんと支えられた襟は、シワも寄らず、型崩れもせずに収納することができるのです。
お使いのハンガーにワイシャツを掛けてみて、襟元がどのような形になっているかをチェックすることをおすすめします。
私がハンガーを選ぶ際に注目していたのは、色や値段ばかりでした。フック下がどんな形になっているのか、調べてみるまで全く気にしていませんでした。
私が持っているワイシャツの襟先が不自然に反りあがっていた原因は、フック下に三角形の山がなかったからだと分かりました。
これからは、フック下に三角形の山があるハンガーを選びたいと思います。
ワイシャツに最適な厚みのハンガーを選ぶ
シワやハンガー跡からワイシャツを守るためには、使用するハンガーの厚みも重要なポイントです。
ワイシャツを掛ける際には、薄すぎず分厚過ぎない、厚みが1~3cm程度のハンガーを選びましょう。
クリーニング店から戻ってきたワイシャツに使われている針金のハンガーには、ほとんど厚みがありませんよね。
これでは、縫い目に沿って生地を支えることができないため、肩回りに細かいシワが寄ってしまいます。
また、厚手のコートを購入したときに使われているハンガーは、厚みが5cmほどありますよね。
このハンガーにワイシャツを掛けてしまうと、肩部分の布が引っ張られ過ぎて、鎖骨の部分にシワが寄ってしまいます。
したがって、ワイシャツに最適なハンガーの厚みは、1~3cm程度とされています。
私は、手持ちのワイシャツにクリーニング店から戻ってきた針金のハンガーを使っていました。
しばらくそのままで収納していたのですが、いざ羽織ってみると襟下から肩までシワが寄ってしまっていました。
そのまま出かけたのですが、やはりシワが気になって一日中気分が落ち着きませんでした。
あなたもこのような経験をしないよう、ワイシャツを掛けるハンガーの厚さには気を付けてください。
ワイシャツをハンガーに掛けて収納するときの注意点
ワイシャツの収納に最適なハンガー選びのポイントはお分かりいただけたと思います。
しかし、これでもうシワやハンガー跡とはおさらばだと喜ぶのはまだ早いです。
いくらワイシャツの収納に最適なハンガーを選ぶことができても、ワイシャツの掛け方や収納の仕方が間違っていると、シワやハンガー跡を防ぐことはできません。
ワイシャツをハンガーに掛けて収納する際は、以下の点に注意してください。
- ワイシャツのボタンを留めること
- アイロンの熱を冷ましてから収納すること
- ハンガー同士の間隔をあけて収納すること
この3点に注意して収納すれば、あなたのワイシャツをシワやハンガー跡から守ることができます。
それでは、詳しく解説していきますので、最後までお付き合いください。
ボタンを留めて掛ける
あなたは、ワイシャツをハンガーに掛けるとき、ワイシャツのボタンはどうしていますか?ボタンを留めずに掛けるか留めて掛けるかを迷われたこともあるのではないでしょうか。
私も、調べてみるまでは迷いながらもなんとなく掛けていました。
ボタンを1つも留めないままワイシャツをハンガーに掛けると、襟の形が変になるし、肩の部分が滑ってずれてきてしまいますよね。
それが気になって第1ボタンだけ留めてみたり、正直なところ面倒で、ボタンをすべて外したままにしてみたり、ワイシャツの掛け方が中々定まりませんでした。
一体、ワイシャツをハンガーに掛ける際、ボタンはどうしておくのが正解なのでしょうか。
実は、ワイシャツをハンガーに掛けて収納する際、ボタンはすべて留めておく方が良いのです。
しかし、職場や学校に毎日着用していく場合、それはあまりに効率が悪いですよね。
あなたがワイシャツを着用する機会が多いなら、第1ボタンから一つ飛ばしでボタンを留めることをお勧めします。
第1ボタンを留めておくことで襟の型崩れを防ぐことができますし、一つ飛ばしで裾の方まで留めることで、ワイシャツがハンガーからずれてしまうことも防ぐことができるのです。
ワイシャツを収納する前のひと手間で、シワやハンガー跡を防ぐことができます。ぜひトライしてみてください。
アイロンをかけたあとは冷ましてから掛ける
あなたは、アイロンをかけたあと、ワイシャツの熱が冷めるまで待っていますか?
アイロンをかけたワイシャツを、すぐハンガーに掛けてクローゼットへ収納していませんか?
ワイシャツは、アイロンの熱を冷ましてから収納することが大切です。
アイロンをかけたばかりのワイシャツには、余熱が残っています。ワイシャツの生地が温まっている状態は、シワが寄りやすいです。
この状態でクローゼットなどに収納してしまうと、他の衣類や物に当たって、新たにシワが寄る可能性があります。
私はこれまで、アイロンをかけた直後にワイシャツを収納していました。ほかほかの生地が気持ちいいなと考え、何とも呑気なものでした。
しかしそのせいで、せっかくアイロンをかけたワイシャツにシワが寄っていたとは思ってもみませんでした。
特に肩口のハンガー跡は、くっきりつくことが多かったように思います。これでは、どこにも着ていくことができませんよね。
アイロンを使ってワイシャツのシワをきれいに伸ばしたあとは、生地が冷めるまで少し待ってから収納してくださいね。
ハンガーに掛けたワイシャツ同士の間隔をあける
ワイシャツのボタンもきちんと留めて、アイロン後の余熱も冷まして収納したのに、翌朝着るときにはもうシワが寄っている…。
こういった場合、ハンガーに掛けたワイシャツ同士がどれくらいの間隔で収納されているか確認する必要があります。
ハンガーを使ってワイシャツを収納する場合、枚数が増えてくるとどうしてもかさばってしまいますよね。
だからといって、ぎゅうぎゅうに詰めてワイシャツを収納してしまうと、おかしな折り目がついてシワになってしまうのです。
ワイシャツを掛けたハンガーとハンガーの間には、ワイシャツ1枚~2枚分の間隔が確保できていると理想的です。
私の場合、ワイシャツはもちろん、手持ちの衣類をほぼハンガーに掛けて収納していました。なんといっても簡単ですし、手早くできますからね。
しかしそのせいで、クローゼットのレール部分はぎゅうぎゅう詰めになっていました。着ようと思って引っ張り出したワイシャツはことごとくシワだらけ…。
その上、無理に押し込んだり引っ張り出したりを繰り返すことで、型崩れも起こしてしまい、生地自体も傷んでしまいました。
あなたも、ハンガーに掛けたワイシャツを収納する際には、間隔にお気を付けくださいね。
- シンコハンガーは、ハンガーの肩部分をワイシャツのサイズに合わせて調整できておすすめ
- ナカタハンガーの厚さは2cmで、ワイシャツを掛けるのに最適な厚みでおすすめ
- マワハンガーはサイズ展開が豊富で、ワイシャツに合わせて選ぶことができるためおすすめ
- ワイシャツに最適なハンガーは、ワイシャツの肩幅から1~2cm短いサイズ
- ハンガーには様々な形状があり、フック下に三角形の山があるものがワイシャツに最適
- ワイシャツに最適なハンガーの厚さは、1cm~3cm
- ワイシャツをハンガーに掛けるときは、ボタンをすべて留める方が良い
- ワイシャツにアイロンをかけた後は、アイロンの熱が冷めてから収納する
- ハンガーに掛けたワイシャツをクローゼットなどに収納する場合は、ハンガー同士の間隔をあける
ワイシャツのシワやハンガー跡を防ぐためには、ハンガーの選び方が重要だということが分かりました。
今回は、おすすめのハンガーを3つピックアップしています。あなたのワイシャツに最適なハンガー選びに役立てていただけると嬉しいです。
また、ワイシャツ収納に最適なハンガー選びのポイント3つと、ワイシャツをハンガーに掛けるときのコツ、収納するときの注意点をまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
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