バナナと卵だけで焼けるパンケーキが最近話題のようですね。少ない材料で簡単にでき、腹持ちもよいのが人気の秘訣です。
私は、最近までバナナ卵パンケーキのことを全く知りませんでした。
元々料理が趣味なので、何より家に常備している材料で作れるということもあり、早速パパっと焼いてみることに…。
バナナの甘い香りにワクワクしながら一口ぱくっとほおばりました。しかし、正直な感想を言うと「美味しくない、まずい。」でした。
調べてみると「バナナと卵だけで作るバナナパンケーキはまずい!」という口コミがチラホラありました。
バナナ卵パンケーキはまずいの?作るのはやめた!と思ったあなた!
もったいないですよ。作り方次第ではとっても美味しく食べることができるのです!
今からご紹介しますので、最後まで読んでくださいね。
バナナ卵パンケーキだけでなく、こちらのパンケーキミックスもおすすめ。
砂糖や小麦、香料不使用なので、身体に気を遣いたいあなたにぜひ試していただきたいです。
バナナ卵パンケーキはまずいの?作り方次第で美味しい!
バナナ卵パンケーキ1人前の基本的な作り方を見てみましょう。まずは、用意する材料からご紹介いたします。
全卵…2個
用意する材料はたったのこれだけです。これ以上ないほどシンプルですね!
そして、レシピですが、本当に簡単です。バナナをボールに入れてからフォークなどで潰します。次に卵を割り入れ、よく混ぜて焼く。以上です。
これだけ少ない材料で誰でも簡単に作れるパンケーキなら、マイレシピとしてお気に入り保存したいと思うのも当然です。
ご覧のとおり、スイーツなのに砂糖不使用です。さらに、ローカロリーなのも魅力的ですよね。
バナナは食物繊維、糖質、ビタミンB群やカリウム、マグネシウムなどがたっぷり入っています。
食物繊維は便秘の予防や解消になります。糖質はエネルギーになります。
糖質と言えば血糖値が高くなるイメージですよね。しかし、食物繊維を一緒に含んでいるため糖質の吸収が穏やかになります。血糖値が急激に上がることを防ぎます。
カリウムは摂りすぎた塩分を排出してくれるので、むくみや血圧の数値を正常に保つなどの効果が得られます。そして、マグネシウムは身体の代謝に大きく作用します。
卵の栄養も大変優れていて、タンパク質が豊富に含まれています。
つまり、バナナと卵の組み合わせで摂れる栄養素は、ものすごい多いということになりますね。
バランスが取れた食事は、ダイエットや忙しい朝に大活躍です。腹持ちがよいのもうれしいですね。
こんなにたっぷりの魅力がつまったバナナ卵パンケーキですが、まずい…と言われてしまうのはとても残念です。
なぜバナナ卵パンケーキはまずいと言われてしまうのでしょうか?
そう、シンプル過ぎるために作り方次第で味が大きく変わってしまうのです。
私が初めて作って食べた時の第一印象は「バナナの香りが口いっぱいに広がる卵焼き」でした(笑)
これがバナナ卵パンケーキはまずいという感想の正体です。食べたことがないあなたはバナナ味の卵焼きを想像してみてください。
多分食べなくても味の想像ができてしまうのではないでしょうか。
そこで、2回目のチャレンジ。前回はパパっと何も考えずに混ぜただけでした。
今回はバナナをしっかり潰し、分離しないようしっかり混ぜてみました。
ポイントは、しっかりと潰しやすいようにできるだけ熟れたバナナを使う事です。
バナナの皮に黒い点々が出てきたくらいを目安にしましょう。バナナの甘い香りをはっきり感じられますよ。
このやり方で焼き直してみました。するとどうでしょう!前の「バナナ風味の卵焼き」から「バナナの香りがするもっちりしたパンケーキみたいなお菓子」に大変身です!
これだけでも「バナナ卵パンケーキはまずい。」と思わないはずです。
つまり、バナナ卵パンケーキは作り方次第で美味しくできるということになりますね。
バナナ卵パンケーキはスフレアレンジがおすすめ!
バナナ卵パンケーキのオーソドックスなレシピは、パンケーキというより、ずっしりとしたお餅のようなお菓子だなと感じる場合もありそうです。
そこで、もちもちしたバナナ卵パンケーキは苦手・まずい!というあなた。
フワッと軽い食感のバナナ卵パンケーキをスフレにするアレンジレシピがおすすめです。
スフレとは、フランス語で「膨らんだ」という意味になります。
フワフワと膨らませる方法は、卵白を「メレンゲ」という状態にしなければならないので、オーソドックスなバナナ卵パンケーキに比べて手間はかかってしまいます。
行程は多いですが、フワフワしてシュワっと口の中で溶けるような食感がとても美味しいです。チャレンジしてみてくださいね。
【バナナ卵パンケーキスフレ 作り方】
材料…バナナ1本・全卵2個
- ボールに完熟させたバナナ1本をよく潰す…ポイントはオーソドックスなバナナ卵パンケーキと同じでとにかくよく潰すことです!粘りが出るくらいを目安にしましょう。
- 卵2個は卵黄と卵白に分けます。
- 潰したバナナに卵黄を加えてよく混ぜます。
- 卵白を別のボールに入れてメレンゲを作ります…砂糖を加えないのでメレンゲの泡立ちが悪くなります。頑張ってメレンゲを仕上げてください。
- メレンゲをひとすくいだけバナナの入ったボールに入れてよく混ぜます。
- 残りのメレンゲを2回に分けバナナの入ったボールに入れてさっくりと混ぜます。
- テフロン加工のフライパンに軽くサラダオイルを敷き温め、6の生地を流し入れます。
- 蓋をして極弱火で焼き色がつくまで焼いて、半分に折り畳み側面を焼いてからひっくり返します。
- 生地が崩れてこなくなったら完成です♪
メレンゲを作る時は、ハンドミキサーがないと少し難しいかもしれません。
時間がある時は、卵白だけを冷凍庫に5分ほど入れるとよりしっかりしたメレンゲが作れます。
バナナ卵パンケーキなら小麦粉を使わないので、スフレにアレンジしても生焼けの心配がないですね。
バナナ卵パンケーキはもちもちしていてまずいと感じる場合におすすめです。いつもの味とまた違った新しい味にチャレンジしたいあなたも是非一度作ってみてください!
「私って料理上手♪」と自画自賛したくなるような感動を味わえますよ!
バナナ卵パンケーキをスフレにして、軽い食感を楽しんでみてくださいね。
バナナ卵パンケーキに小麦粉を加えても美味しい!
バナナ卵パンケーキが美味しくない、まずい!というあなたはもしかしたらバナナの香りがきつすぎて、そう感じてしまっているのかもしれません。
バナナ・卵に少し小麦粉を加えて作るバナナ卵パンケーキもおすすめですよ。
小麦粉を使うことでバナナの香りが強すぎず、もちもちした食感にプラスしてフワっとした食感も加わります。
よく食べているホットケーキに近い感じのイメージをしてみてください。
小麦粉を使うのでトータルカロリーが増えるのでは?と思われるでしょう。しかし、オーソドックスなバナナ卵パンケーキと違い、卵の数が1つ減るので、心配ありませんよ。
【バナナ卵小麦パンケーキ 作り方】
材料…バナナ1本・全卵1個・小麦粉大さじ2杯
- ボールに完熟させたバナナ1本をよく潰します…ポイントはオーソドックスなバナナ卵パンケーキと同じでとにかくよく潰すこと!粘りが出るくらいを目安にしましょう。
- 全卵1つを潰したバナナに加えてよく混ぜます。
- 小麦粉を少しずつ加えていき、その都度軽く混ぜます。…ポイントは混ぜすぎないこと!混ぜすぎることで焼いたときにもちもちしすぎてしまいます。
- サラダ油を少量敷いたフライパンへ生地を流し、普通のホットケーキを焼くようにして焼きます。
さらにフワフワとしたパンケーキを作りたい場合は、ベーキングパウダーを少々加えることで解決します。
こちらのレシピもバナナ卵パンケーキです。しかし、小麦粉を使うのでアレンジレシピとして捉える方が良いでしょう。
ただ材料を混ぜるだけなので、お手軽なのはうれしいですね。
このレシピで作ったバナナ卵パンケーキは、我が家の子供たちも「美味しい~♪」とパクパク喜んで食べていました。
ちなみに、卵1つのカロリーが約74キロカロリーほどです。小麦粉大さじ2杯のカロリーは約66キロカロリーです。
使う材料は1つ増えてしまいます。しかし、オーソドックスなバナナ卵パンケーキとカロリーを比べると、小麦粉を使ったレシピの方がローカロリーです。
そのため、カロリーが気になってバナナ卵パンケーキに小麦粉を使わないというあなたも、心配する必要は全くありませんよ。
少しの小麦粉を入れたバナナ卵パンケーキもとても美味しいです。アレンジレシピとして是非お試しください!
まとめ
- バナナ卵パンケーキはまずいと言われるが、作り方次第で美味しくできる
- バナナ卵パンケーキのアレンジはスフレがおすすめ
- バナナの強い香りを減らしたい時は、バナナ卵パンケーキに少量の小麦粉を加えるとよい
ちなみにご紹介したレシピの総カロリーは、1食あたりおよそ250キロカロリーほどです。
少しの手間とご自宅にある材料で、低カロリーかつ栄養が沢山入った美味しいおやつを作れるのはとてもうれしいですよね。
今までバナナ卵パンケーキを作ってまずいと感じたあなたは、もう一度チャレンジしていただきたいと思います。
腹持ちも良いので、ダイエットのお供に、また毎日の朝食に是非作ってみてくださいね。
私もこのレシピを全て作って食べてみましたが、どれも違った美味しさがあり、もうバナナ卵パンケーキはまずいと思わなくなりましたよ♪
バナナ卵パンケーキは作り方次第で美味しくできます!これからも定期的に作り続けていきたいマイメニューになりました。
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