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じゃがいもの緑っぽい部分は毒がある!安全な食べ方や保存法など紹介!

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肉じゃがやカレーなど、じゃがいもは家庭料理に欠かせない野菜ですよね。

私もじゃがいもが好きなので、よく使用します。

ただ、じゃがいもを調理しようとしたとき、よく見たら色が緑っぽい。

じゃがいもの変色は「腐った?捨てた方が良い?」など、心配になりますよね。

実は、じゃがいもの緑っぽい部分、毒素が含まれています。

したがってじゃがいもが緑っぽいとき、そのまま食べることはとても危険です。

大量に摂取した場合、食中毒の症状を引き起こします。

「食中毒」と目にすると、変色したじゃがいもをすぐ捨てたくなると思います。私もそうでした。

しかし変色したじゃがいもでも、安全に食べる方法はあります。

以下では、じゃがいもが緑っぽく変色する理由や安全な食べ方、保存方法、食べた場合の対処法など、詳しくご紹介します。

 

 

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じゃがいもの緑っぽい部分は危険!理由と安全な食べ方

じゃがいもは、さまざまな調理法でおいしく食べることができる、使い勝手の良い野菜です。

私も好きで、食材ストックから欠かせない野菜の一つとなっています。

そんなじゃがいもが、緑っぽい色へ変わっていると「腐ったかな?」など、不安になりますよね。

私も初めて見たときは、腐ってしまったのかと、残念な気持ちになりました。

調べたところ、緑っぽいじゃがいもは、「ソラニン」や「チャコニン」など、天然毒素を含んでいるサインでした。

「毒」と聞けば、怖くてすぐにでも捨てたくなると思います。気持ちはすごくわかります。

しかし、緑っぽいじゃがいもをすぐに捨てるのは、少し待ってください。

なぜなら、変色したじゃがいもも、安全に食べる方法があるのです。

以下では、ソラニンやチャコニンなど、じゃがいもが持つ天然毒素と安全な食べ方について、ご紹介します。

 

ソラニンとチャコニンは食中毒を引き起こす

ソラニンやチャコニンなど天然毒素は、じゃがいもに元から含まれている成分です。

通常のじゃがいもには、ソラニンやチャコニンが、100gあたり平均7.5mg含まれています。

その中でも、3~8割が皮周辺に存在しています。

ただ通常のじゃがいもが含んでいる量であれば、皮ごと食べても人体へ影響はありません。

しかしじゃがいもが緑っぽく変色した場合、天然毒素は大幅に増加します。

じゃがいもの緑っぽい部分100gあたりで、天然毒素が100mg以上となるのです。

そしてソラニンやチャコニンなどの天然毒素は、大量に摂取した場合、中毒症状を引き起こします。

さらにソラニンとチャコニンなどの天然毒素は、熱を加えたところで、含有量が変わることはありません。

したがって、緑っぽい色をしているじゃがいもは、そのまま茹でたり焼いたりして食べることも危険です。

ただ緑っぽく変色したじゃがいもでも、安全に食べる方法があります。

以下では、緑っぽく変色したじゃがいもの、安全な食べ方についてご紹介します。

 

変色したじゃがいもを安全に食べる方法

じゃがいもの緑っぽい色をした部分には、毒があり食べることができません。

しかし、緑っぽく色が変わったじゃがいもでも、変色した部分を丁寧に取り除くことで安全に食べることができます。

【緑っぽく変色したじゃがいもを安全に食べる方法】

  1. じゃがいもが緑っぽいときは、皮を厚めにむく
  2. じゃがいもの中身を十分に確認する
  3. じゃがいもの中身で緑っぽい部分があれば、可食部を1mm程度含めて厚めに切り落とす、または、深くえぐり取る
  4. じゃがいもの緑っぽい部分がなくなったら、10分ほど水にさらす
  5. 水でさらしたじゃがいもを取り出し、通常通り調理する

ソラニンやチャコニンは少量であれば、水に溶け出る性質があります。

そのため、水にしっかりさらすことで、内部の毒素も水中へ溶け出ていきます。

さらに、じゃがいもの褐色や茶色など、変色を防ぐこともできますよ。

丁寧な下処理を行い、緑っぽく変色したじゃがいもも、通常通り調理して安全に食べましょう。

 

 

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じゃがいもの緑っぽい変色や毒性を防ぐ方法

じゃがいもが緑っぽい色に変わった場合、そのまま食べることは危険です。

しかし丁寧な下処理を行うことで、安全に食べることができるとわかりました。

そしてじゃがいもは、暗くて涼しい場所に保存することで、変色や毒性を防ぐことができます。

じゃがいもは日光や蛍光灯の光に当たると、光合成を行うクロロフィル(葉緑素)を生成して、緑っぽく変色します。

本来葉で行われる光合成ですが、じゃがいもの場合は実である本体も行います。

「光合成で、なぜ毒が増加するの?」と思いますよね。

じゃがいもは通常、暗い地中に埋まっている野菜です。

地上に出たことで、外敵から身を守るため、ソラニンなどの毒が増加すると言われています。

以下では、じゃがいもの安全な保存方法や、家庭菜園など栽培するとき、変色させない方法について、ご紹介します。

 

じゃがいもを安全に保存する方法

じゃがいもは、日光だけでなく蛍光灯の光でも光合成を行い、ソラニンなど毒素が増加します。

そのためじゃがいもは、かごや通気性が良い袋に入れて、約10℃の涼しい場所で保存しましょう。

さらに「エチレン」という成分を発生させるリンゴも同じ袋で保存すると、じゃがいもの発芽防止になりますよ。

またじゃがいもは、調理するまで傷つけないよう注意が必要です。

なぜなら害虫に食べられた場合や、傷ついた場所からソラニンが増加するためです。

カットしたじゃがいもは、密封して冷蔵庫で保存し、早めに使い切ることをおすすめします。

 

家庭菜園などでじゃがいもの変色を防ぐ方法

じゃがいもの持っている毒、ソラニンやチャコニンなどは、日光に当たると増加します。

そのため、地面からじゃがいもが出ないよう、きちんと土寄せをしましょう。

また熟しきっていない、小さなじゃがいもは、ソラニンやチャコニンなど、毒素をたくさん含んでいます。

見た目は通常で緑っぽいじゃがいもでない場合も、5cmより小さければ注意が必要です。

収穫するときは、しっかり熟しているのを確認してから収穫しましょう。

そして収穫したじゃがいもは、日光に当たらない場所で保管することが大切です。

さらに家庭菜園などで栽培したじゃがいもは、専門家の作るじゃがいもよりも植え込みや土被りが浅いです。

そのため緑っぽい色へ変色しやすいため、食べるときは注意が必要です。

収穫後、食べるときには、皮をしっかりむいてから調理することをおすすめします。

 

 

じゃがいもを緑っぽいまま食べた場合の症状と処置方法

じゃがいもは、暗くて涼しいところで保存することにより、緑っぽくなることを防ぐことができるとわかりました。

じゃがいもを少し多めに買った場合も、これで安心ですね。

ただじゃがいもの緑っぽい部分が毒とは知らず、食べた場合「大丈夫かな?」など、不安になりますよね。

基本的にじゃがいもの緑っぽい部分を少し食べた程度であれば、症状が出ることは、ほぼありません。

一方で、子どもや高齢者の場合、抵抗力が弱まっているときに少量でも食べると、症状を引き起こす恐れもあります。

そのため、緑っぽいじゃがいもを食べた場合は、体調の変化に注意が必要です。

少しでも症状が出た場合は、すぐに病院へ行きましょう!

ただ、動けない場合やすぐに病院へ行けない事情があるときに、応急処置する方法もあります。

以下では、ソラニンやチャコニンなど、天然毒素を摂取した場合の中毒症状と、病院へすぐ行けない場合にできる応急処置方法も、ご紹介します。

 

じゃがいもの緑っぽい部分を食べた場合に出る症状

先ほども触れましたが、基本的にじゃがいもの緑っぽい部分、少量であれば食べても中毒症状が出ることは、ほぼありません。

ただ、子どもや高齢者、疲れているときなど抵抗力が低下している場合は、少量でも症状を引き起こす危険もあります。

したがって、少量でも口にしたときは、体調の変化に注意が必要です。

少しでも体調に変化を感じるときは、すぐ病院へ行きましょう。

以下では、食中毒になった場合の主な症状をまとめました。

【食中毒の主な症状】

  • 吐き気
  • おう吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 脱力感
  • めまい
  • 呼吸困難

じゃがいもなど天然毒素で食中毒になった場合、症状が出るのは、食後20分~24時間以内と言われています。

また、遅れてゆるやかに症状が出る場合もあります。

少しでも症状が出たら、できるだけ早く病院へ行きましょう。

 

症状が出たときにできる応急処置

食中毒の症状が出た場合、大切なことはすぐに病院へ行くことです。

ただお腹が落ち着かず動けないなど、病院へすぐ行くことはできない場合もありますよね。

そのような場合に対応できる、応急処置方法があります。

以下では、応急処置方法として、できることをまとめました。

【応急処置方法】

  • 水分をしっかり摂る
  • 市販の下痢止めは飲まない

ソラニンやチャコニンなどの天然毒素は、薬で解毒することができません。

さらに自己判断で薬の服用をすることは、症状が悪化する可能性もあるため、おすすめできません。

また、ソラニンやチャコニンなどの天然毒素は、排出される速度が速いです。

そのため、24時間ほどで症状は落ち着き、快方に向かいます。

しかし快方に向かっているからと安心せず、必ず受診することをおすすめします。

 

 

まとめ

  • じゃがいもが緑っぽいときは、ソラニンやチャコニンなど、天然毒素を含んでいる
  • じゃがいもは緑っぽい部分を取り除くことで、安全に食べることができる
  • じゃがいもは暗くて涼しい場所に保管することで、緑っぽい色へ変色することや毒性を防ぐことができる
  • じゃがいもの緑っぽい部分を食べた場合、体調に注意して、少しでもおかしいときはすぐ病院へ行く
  • 食中毒の症状がひどく、すぐに病院へ行けない場合は水をしっかり飲み、薬を服用しない
  • 食中毒の症状が落ち着いても、安心することなく、必ず病院へ行く

じゃがいもの緑っぽい部分には天然毒素が含まれているため、注意しましょう。

ただ適切な処置や保存方法で、緑っぽいじゃがいもでも、おいしく安全に食べることができますよ。

また、もし食べてしまっても、慌てず体調の変化に応じて病院へ行くことが大切です。

使い勝手の良いじゃがいもを、これからも安全に食卓へ登場させていきましょう。

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