感染症対策として、マスクは生活に必須のアイテムですね。
ただ、暑い時期のマスクは息苦しく熱中症にも注意が必要です。
そんなときはマウスシールドを使用することで息苦しさの軽減ができます。
マウスシールドは通販などで購入することが可能です。
しかし急に暑い場所での作業を頼まれるなど、今すぐ使いたいという場面があるかもしれません。
そんなときでもマウスシールドは簡単に作ることができます。さらに、材料はすべて100均で購入できます。
調べてみるといくつか作り方に種類がありました。どれも10分程度で完成する作り方ばかりです。
簡単な作り方、そして材料も100均で揃えられるとなれば、作るしかありませんね。
いくつか作り方を覚えておけば、季節や用途に合わせたマウスシールドが準備できますよ。
マウスシールドの作り方は簡単!材料は全て100均で揃う
花粉や風邪の時期以外でも、感染症対策としてマスクは一年中手放せないアイテムになりました。
しかし、夏場や調理場でのマスク着用は、熱がこもりやすくなりますよね。そのため、熱中症にも注意しなければなりません。
そんなとき、マウスシールドを使えば熱がこもりにくく、息苦しさも軽減できます。
しかも、マウスシールドは簡単に作ることができます。さらに材料も100均で揃えられるのです。
私も実際にマウスシールドを作ってみました。型紙の準備に5分程度、それ以降は10分弱でできあがりました。必要な材料と道具はこちらです。
【材料と道具】
- クリアファイル1枚
- マスク用ゴムひも(マスク用でなくても可)15〜20cm2本
- A4用紙(型紙用)1枚
- 穴あけパンチ(目打ちでも可)
- 両面テープ(接着剤、ホチキスでも可)
- はさみ
- 油性ペン
- 定規
作り方もおおまかにまとめておきます。詳しい作り方は後ほどお伝えしますね。
【作り方】
- 型紙をカットする
- クリアファイルに型を書き写しカットする
- ゴム通し位置に穴を開ける
- 切り込み部分を調整する
- ゴムを通す
もちろん、マウスシールドは通販サイトなどでも購入可能です。
しかし、少しでも予算を抑えたい場合や自分のサイズに合わせたいあなたは手作りしてみませんか。
YouTubeやSNSなどでは、マウスシールドの作り方をアップしている人もいます。
私も調べてみたところ、作り方にはいくつか種類がありました。そして、どの作り方も簡単ですぐに実践できます。
もし明日、急きょマウスシールドが必要となっても、手作りすれば間に合います。
通販などで前もってマウスシールドを注文する必要はありません。
以下では実際の作り方を詳しく解説しています。上記の材料と道具を準備し、あなたも作ってみましょう。
マウスシールドは作り方が簡単!10分あればできる
次は、実際に私がマウスシールドを作った内容です。作り方の写真も載せています。参考にしてくださいね。
ちなみに今回は2種類のマウスシールドを作ってみました。どちらも10分程度あればできあがる作り方でした。
少し難しいのは型紙です。ただし、型紙さえ準備できればあとは本当に簡単です。
2種類のマウスシールドは上記にある材料と道具でできます。ですから、ここでは作り方を詳しくご説明します。
2つは、あご部分の形が違う程度です。お好みのほうを作ってくださいね。
あご下に切り込みが1箇所のマウスシールド
まずご紹介するマウスシールドは、あご下に切り込みが1箇所のタイプです。
あなたのフェイスラインに合わせ、作成してくださいね。
【作り方】
- 型紙を用意する
- 型紙を太い線に合わせてカットする
- クリアファイルに広げた型紙を入れ、書き写す
- クリアファイルをカットする
- ゴム通し位置に穴を開ける
- フェイスラインに合わせて切り込み部分を調整する
- 調整した切り込み部分をテープなどで止める
- 支え用バンドとマウスシールドのゴム通し穴にゴムを通す。
半分に折ったA4用紙へマウスシールドの型を書きます。
書く前は、一度用紙を4分の1に折りましょう。折り線を目安にすると書きやすいですよ。
用紙の向きに注意してください。閉じているほうが顔の中心部にきます。
型紙を半分に折った状態で、カットします。型紙の切り込み線は切らなくて大丈夫ですよ。
型紙の線を書き写します。「+」のところは穴を開ける場所です。
切り込み線と「+」も忘れずに書き写してくださいね。
クリアファイルをカットします。ここで切り込み線もカットします。
ゴム通しのため、「+」部分に穴を開けます。穴あけパンチを使う場合は、裏から見ながらだと開けやすいですよ。
また、穴は左右対称に開けてください。型紙には片側の穴あけ位置しかありません。忘れずに行いましょう。
あなたのフェイスラインに合わせ、切り込み部分を調整してくださいね。
調整した切り込みの重なった部分をテープなどで止めます。
私ははじめ両面テープを使いました。しかし、すぐに剥がれてきたため接着剤やホチキスで止めるほうがいいでしょう。
5で開けた穴にゴムひもを通します。支え用バンドとマウスシールドを一緒に通してください。
これでマウスシールド完成です。A4のクリアファイルから2つ作成できます。着用するときはゴムを調整してくださいね。
あご下に切り込みが2箇所のマウスシールド
次のマウスシールドは、あご下に切り込みが2箇所あるタイプです。
あご部分が内側に数cm折り込まれているデザインですよ。下側に飛沫が飛ぶのをガードしてくれそうです。
材料・道具は1つ目のマウスシールドとまったく同じです。
【作り方】
- 型紙を用意する
- 型紙を太い線に合わせてカットする
- クリアファイルに広げた型紙を入れ、書き写す
- クリアファイルをカットする
- ゴム通し位置に穴を開ける
- あご下のガード部分を折る
- 折ったガード部分の切り込みを調整し、テープなどで止める
- 支え用バンドをマウスシールドに取り付ける
- マウスシールドのゴム通し穴にゴムひもを通す
半分に折ったA4用紙へマウスシールドの型を書きます。こちらも用紙の向きに注意してくださいね。
型紙を半分に折った状態で、カットします。切り込み線は切らなくて大丈夫です。
型紙の線を書き写します。「+」のところは穴を開ける場所です。切り込み線と「+」も忘れずに書き写してくださいね。
クリアファイルをカットします。ここで切り込み線もカットしますよ。
ゴム通しのため、「+」部分に穴を開けます。また、穴はできるだけ左右対称に開けてください。
型紙には片側の穴あけ位置しかありません。忘れずに行いましょう。
あご下のガードになる部分を内側へ折ります。写真の点線部分ですよ。
6で折り込んだところの切り込みをフェイスラインに合わせて調整します。重なり部分をテープなどで止めます。
支え用バンドの端をゴム通し穴より少し下に取り付けます。
角度はあなたの好みに調整してください。ホチキスを使用する場合は、針の向きに注意してくださいね。
5で開けた穴にゴムひもを通します。着用するときはゴムひもを調整してください。これで完成です。
こちらの作り方もとても簡単ですね。バンドの長さを1〜2cm長く作ると、サイズ調整もできます。
マウスシールド2種類の作り方をご紹介しました。どちらも簡単にできますよ。
A4サイズのクリアファイルから1度に2つ作れて嬉しいですね。家族のぶんもすぐにできあがりますよ。
写真では、見えやすくするために半透明のクリアファイルを使いました。
あなたが実際に作るときは透明のクリアファイルを用意してください。
透明クリアファイルが無い場合は、軟質カードケースやプラバンを使うといいですよ。
マウスシールドの作り方を実践し着用した感想
以下は、作ったマウスシールドを着用した感想です。あなたが作る際の参考にしてくださいね。
とても簡単な作り方で、すぐにできあがりました。そのため、作成当日に着用できます。私は当日の調理中に着用してみました。
マウスシールドを着用すると、鼻からあごまでカバーできます。
下端はフェイスラインに沿ってカーブしている作り方のため、密着していません。下を向いても、のどが苦しくなることはありませんよ。
コンロを使ったときは、汗で支え部分があごに張り付きました。支えのバンド部分に布やガーゼを貼ると良さそうです。
マウスシールドだと、コンロ前などの暑い場所でも特に息苦しさは感じません。
熱がこもらない作り方なのは、調理場へ立つ人にやさしいと思いました。
ほかの家事でもマウスシールドを着用してみました。そちらの感想もお伝えしますね。
顔の向きを変えて作業すると、角度によっては光り、見えにくいこともあります。
また、視界へマウスシールドの端が入ります。しかし、慣れると気になりませんでした。
マウスシールドが視界へ入り、気になるあなたは、上部分を1cm位カットし調整しましょう。
すぐにできる作り方なので、アレンジも簡単そうですね。
着用した感想をまとめると、「暑い場所ではマスクよりマウスシールドのほうがよい」です。
マスクほど飛沫対策できませんが、息苦しさを軽減することは可能です。
調理場での作業時に着用するなら最適だと感じました。
マウスシールド並の作り方で熱中症対策できるシールド
マウスシールドの作り方を2種類お伝えしました。あらかじめ型紙を準備しておけば、10分で簡単に作れます。
着用した感じも息苦しさがなく快適でした。そのため、マウスシールドなら熱中症対策にもなりそうです。
しかし、マウスシールドの上部があいているため飛沫対策には不安を感じます。
マウスシールドより飛沫対策になり、熱中症対策としても使えるのはフェイスシールドです。
マウスシールドの作り方を調べると、フェイスシールドも検索されました。
確認すると、フェイスシールドもクリアファイルで簡単に作れることがわかりました。以下で2種類ご紹介しますね。
メガネに付けるフェイスシールド
マウスシールドですと、メガネにぶつかる可能性がありますね。
また、メガネフレームとマウスシールドのゴムで耳に負担がかかります。
そこで次は、メガネに付けるフェイスシールドを紹介します。
メガネフレームにつけるので、ゴムひもはいりません。
クリアファイルとテープがあればできます。道具は、はさみと油性ペンを準備しましょうね。
【材料と道具】
- クリアファイル
- テープ
- はさみ
- 油性ペン
【作り方】
- クリアファイルに切り取り線を書く
- クリアファイルをカットする
- 端の部分をメガネフレームに付ける
これだけで完成です。あなたのメガネにサイズを合わせ、作ってくださいね。
メガネとあご部分があいているので通気性はよく熱中症対策にもいいですよ。A4クリアファイルから4つ作れます。
顔全体を覆うフェイスシールド
続いては、顔全体を覆う一番オーソドックスな形のフェイスシールドです。
今回ご紹介する中で、シールド面が一番広いです。おでこからあごまでカバーするサイズです。
透明クリアファイルで作成してくださいね。透明のものでなければ前が見えないですよ。
【材料と道具】
- クリアファイル
- ゴムひも
- はさみ
- 油性ペン
- 定規
【作り方】
- クリアファイルに切り取り線を書く
- クリアファイルをカットする
- ベルト部分の切り込みにゴムひもを掛ける
こちらも材料が少なく、作り方は簡単ですね。A4クリアファイルから1つ作成できます。
カットするときクリアファイルの向きに注意してくださいね。
着用するときも向きに気を付けてください。クリアファイルの山折り側が自分側へ向くよう付けますよ。
また、頭に付けたバンドへフェイスシールドの切り込みを引っ掛けて固定させます。
通常、マスクを着用する場合は鼻とあご部分が密着しています。
そうすることで、周囲や自分を飛沫などから守れます。
しかし、息苦しさを感じ、少しの間でも外したいと思いますよね。
周囲に人が少ない屋外であればマスクを外しても、問題はないと思います。
しかし、接客をしているあなたや調理場に立つあなたはそうもいきませんよね。
飛沫に留意しつつ熱中症対策をする必要があります。そんな場面で活躍するのがマウスシールドやフェイスシールドです。
マウスシールドは、鼻の部分に空間があります。そのため、顔付近から熱が逃げやすくなっています。フェイスシールドは、あご部分があいているので、通気性もいいです。
マスクのように密着していないぶん、飛沫対策はどちらも劣ります。
しかし、口の前に壁があることで周囲へ安心感を与えられますよ。
まとめ
- マウスシールドは簡単に作れる
- マウスシールドの材料はすべて100均で購入できる
- マウスシールドなら熱がこもりにくく、息苦しさも軽減できる
- マウスシールドは10分程度でできる
- マウスシールドより飛沫対策になり、熱中症対策としても使えるのはフェイスシールド
- フェイスシールドも簡単な作り方がある
- メガネに付けるフェイスシールドの作り方がある
- 顔全体を覆うタイプはA4クリアファイルから1つ作れる
マウスシールド、フェイスシールドどちらも簡単に作れます。
夏場はマウスシールド、飛沫が気になる場面でフェイスシールドを使う。そのように使い分けることもできますね。
作り方を覚えれば、サイズ調整して家族用にアレンジもできます。
どの作り方も10分程度でできるのは嬉しいポイントですね。
あなたや家族の熱中症対策もできるマウスシールド。この記事を参考に、ぜひ作ってくださいね。
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