部活に差し入れして、子どもたちに喜んでもらいたい!
しかし、部活への差し入れは、場合によって迷惑となることもあります。
以下の注意点を守り、迷惑をかけないように部活へ差し入れしましょう。
- 学校や部活のルールに従う
- 部員全員へ渡す
- 適切なタイミングで渡す
- 個人で過度に行わない
- お返しや周囲からの評価を求めない
基本的に、部活への差し入れは喜ばれるものです。
注意点を守って差し入れし、もらう方も渡す方も嬉しい気持ちになれたらいいですね。
今回は、部活に差し入れする際の注意点5つを徹底解説します。
また、迷惑にならないようにするには、差し入れする物にも注意が必要。
迷惑となる差し入れや、おすすめの差し入れもご紹介します。
差し入れを渡す前に、ぜひ一度こちらの記事をチェックしてくださいね。
部活の差し入れは迷惑になる場合あり!注意点5つ
基本的に部活への差し入れは「嬉しい!」と思ってもらえます。
私も中学時代にカントリーマアムを差し入れしてもらい、すごく喜んだ記憶があります。
しかし、部活の差し入れは迷惑になる場合もありますよ。
こちらの注意点を守り、喜んでもらえる差し入れを行いましょう♪
- 学校や部活のルールに従う
- 部員全員へ渡す
- 適切なタイミングで渡す
- 個人で過度に行わない
- お返しや周囲からの評価を求めない
以下では、部活へ差し入れする際の注意点5つについて、詳しく解説していきます。
学校や部活のルールに従う
部活へ差し入れする際の注意点、1つ目は「学校や部活のルールに従う」です。
部活への差し入れは、各学校や部活の決まりごとをしっかり守って行う必要がありますよ。
例えば、学校や部活が特定の食べ物や飲み物の持ち込みを禁止している場合があります。
衛生面や健康面に配慮して、制限があるかもしれません。
だからこそ、差し入れをする前に学校や部活のルールを確認し、それに合ったものを差し入れするよう心掛けましょう。
みんなが安心して受け取れるように、気を付けて行動することが大切です。
部員全員へ渡す
部活へ差し入れする際の注意点、2つ目は「部員全員へ渡す」です。
部活への差し入れは、部員全員へ平等に配れるよう準備しましょう。
一部の子だけに渡すと、他のメンバーが寂しい思いをする可能性がありますよ。
部活はチームワークや連帯感が重要です。あなたの差し入れによって不要なわだかまりを作らないよう、配慮しましょう。
また、差し入れを一部の子だけに渡し、他の子に渡さなければ、「差別をする人」と周りから思われる可能性があります。
特に、お子さんがその部活に所属しているなら、あなただけでなくお子さんの株も下がってしまいますよ。
今後もその部活と良い関係を続けたいなら、絶対差し入れは部員全員へ渡しましょう。
適切なタイミングで渡す
部活へ差し入れする際の注意点、3つ目は「適切なタイミングで渡す」です。
差し入れは部活のスケジュールや進行に合わせ、適切なタイミングで渡しましょう。
例えば、練習前や試合前など、時間に余裕がない場合や緊張感のある状況で差し入れを渡すと、迷惑がられる可能性が高いです。
部活の妨げにならないよう、差し入れするタイミングは十分に見計らいましょう。
部活への差し入れはどのタイミングで渡すといいかな?
差し入れを渡すタイミングでおすすめなのは、練習後や試合後。
練習や試合が終わったあとなら、時間に余裕を持って差し入れを配れると思います。
それに、練習や試合後のリラックスしているタイミングで渡せば、部員皆が差し入れを囲んでコミュニケーションを楽しめると思いますよ。
差し入れによって、いい思い出を作ってもらえたら嬉しいですよね。
また、ドリンクや栄養補給ゼリーなどは、休憩時間に渡すと喜ばれるかもしれません。
疲れた体を癒し、休憩後も頑張るエネルギーとなりますよ。
ただし、差し入れのベストタイミングは、各部活によって異なります。
もし差し入れを渡すタイミングがわからなければ、顧問の先生へ確認してみるといいですね。
個人で過度に行わない
部活へ差し入れする際の注意点、4つ目は「個人で過度に行わない」です。
あなただけが何度も部活へ差し入れすると、「いつももらって申し訳ないな」と思う部員や部員の親御さんがいます。
また、保護者会で皆から会費を集めて差し入れすることが通例なら、個人で差し入れをすると「勝手なことをしないで」と批判されるかもしれません。
差し入れはたくさん行えばいいというものではありません。1人だけ過度に差し入れをしないよう、頻度には気をつけましょう。
お返しや周囲からの評価を求めない
部活へ差し入れする際の注意点、5つ目は「お返しや周囲からの評価を求めない」です。
部活へ差し入れをする目的は、活動を応援し、子どもたちを喜ばせることにあるべき。
例えば、以下のような気持ちで差し入れをすると、部員の子どもたちやその親、顧問の先生に迷惑をかけてしまうでしょう。
- 差し入れをしたから、お返しがほしい
- 差し入れをしたから、気を遣って欲しい
- 差し入れをしたから、保護者会で優位な立場になりたい
こんな気持ちでいたら、”がめついおばさん・がめついおじさん”と煙たがられる可能性大。
差し入れは、お返しや評価を求めず、部員たちの幸せを願って行うことが大切です。
部活の差し入れで手作りはNG!?迷惑な差し入れ
以上では、部活への差し入れが迷惑にならないよう、気をつけるべき注意点をご紹介しました。
5つの注意点に気をつけて、皆から喜ばれる差し入れを行ってくださいね。
また、部活への差し入れで重要なのが品物選び。渡すものによっても、迷惑をかけてしまうことがありますよ。
ここからは、部活への差し入れで迷惑になるものをご紹介します。
次のような差し入れは、迷惑になる可能性が高いので避けた方がいいでしょう。
- 手作りの食品
- 消化に悪い食品
- 生物や溶けやすいもの
- 個包装になっていないもの
- 値段が高すぎるもの
以下では、部活への差し入れで迷惑なもの5つについて、それぞれ解説していきます。
手作りの食品
部活への差し入れで迷惑になるもの、1つ目は「手作りの食品」です。
一生懸命手作りしたものなら、応援の気持ちが伝わりやすくて喜ばれるかなと思いますよね。
しかし、衛生面で部員を不安にさせてしまうことがありますよ。
あなたも、どんな場所で、どんな食材で作られたかよくわからないものを口にするのは不安になりますよね。
手作りは市販のものより傷みやすく、食中毒の危険もあります。
部員を嫌な気持ちにさせないよう、手作りの食品は差し入れに避けるのがベターです。
アレルギーがあるから、手作りのものは食べたくないな。
手作りの食品は材料がよくわからないため、アレルギーの面で不安になる子もいますよ。
腕によりをかけて作った、自慢の料理を差し入れしたいという気持ちはわかります。
しかし、部員たちの気持ちを考え、手作りの食品でなく、お店で購入したものを差し入れするようにしましょうね。
消化に悪い食品
部活への差し入れで迷惑になるもの、2つ目は「消化に悪い食品」です。
特に、激しい運動前や合間、後で消化に悪い食品を摂取すると、体調を崩す可能性があります。
消化に悪い食品を部活への差し入れとして提供することは避けるべきです。
例えば、以下のような食品は、部活へ差し入れするのをやめましょう。
- 揚げ物
- 脂肪の多いもの(ウインナーやハムなど)
- 辛いもの
- 柑橘類
- 柿やパイナップル など
以上のものは、消化器官に負担をかけ、不快感を引き起こす可能性があります。注意したいですね。
代わりに、消化にいい差し入れ向けのものは、以下の通りです。
- バナナ
- りんご
- ゼリー
- ヨーグルト など
これらの差し入れは、消化不良による悪影響を与えにくいです。特に、休憩時間に渡す差し入れにぴったりですよ。
生物や溶けやすいもの
部活への差し入れで迷惑になるもの、3つ目は「生物や溶けやすいもの」です。
傷みやすい生物、溶けやすいものは、どちらも避けた方が無難です。
万が一傷んだり溶けてしまったら、相手もあなたもがっかり。
また、傷んだり溶けたりする前に食べるため、部活を中断しなければいけなくなれば、それこそ迷惑です。
ケーキやサンドウィッチ、アイスやチョコレートなどは基本的に持って行かないようにしましょう。
ただし、すぐに食べられるタイミングで渡すなら、生物や溶けやすいものでも差し入れしてよい場合もあります。
アイスクリームの差し入れは「青春」って感じがして、思い出に残りやすいですよ。
私は、中学時代にガリガリくんの梨味を差し入れしてもらったことを、10年以上経った今でも覚えています。
生物や溶けやすいものを差し入れしたいなら、渡すタイミングに十分配慮しましょう。
個包装になっていないもの
部活への差し入れで迷惑になるもの、4つ目は「個包装になっていないもの」です。
個包装されていないものは、部員一人一人に配るのが大変。
配る時に手が汚れて嫌だった!
また、個包装されていないものは、「あとで持って帰って食べよう」ということが難しいです。
部活中や部活後、食べ物を口にしたくない子もいるでしょう。
そういった子にとって個包装でないものを渡すのは迷惑以外の何物でもありません。
大袋にまとめて入ったお菓子や、切り分けられていないケーキなど、個包装されていないものは差し入れにやめておきましょう。
値段が高すぎるもの
部活への差し入れで迷惑になるもの、5つ目は「値段が高すぎるもの」です。
値段が高すぎるものは、部員やその親御さんに気を遣わせてしまいます。
また、「値段が高いものを配って、評価稼ぎをしているのかな」とうとましく思われる可能性も。
皆が気軽に食べられるのは、スーパーやコンビニなどで簡単に手に入るものです。
値段が高いものも、部活への差し入れに選ばないようにしましょう。
部活への差し入れにおすすめのもの!
以上では、部活への差し入れについて、注意点や避けた方がいいものをご紹介しました。
以上を参考に、喜んでもらえる差し入れができるといいですね。
具体的に何を差し入れしたらいいかな?
ここからは、部活への差し入れにおすすめのものをご紹介します。
部活への差し入れにおすすめのものは、季節によって異なります。
夏と冬、それぞれの季節でおすすめの差し入れをまとめました。ぜひご覧ください。
夏におすすめの差し入れ
夏におすすめの差し入れをご紹介します。以下の通りです。
- スポーツドリンク
- 栄養補給ゼリー(inゼリーなど)
- ゼリー
- アイスクリーム
- 塩分補給ができるタブレット
汗をよくかく夏は、水分やミネラルを摂取できるものがおすすめ。スポーツドリンクや栄養補給ゼリーは、特に喜ばれますよ。
冷たいゼリーやアイスクリームも、暑い夏にはぴったり。
ただし、先ほどもお伝えしましたが、アイスクリームは溶けやすいので、すぐに食べてもらえるタイミングで渡すよう配慮しましょう。
夏には塩分補給も大事よね。
夏の差し入れとして、塩分補給ができるタブレットもおすすめです。
水やお茶では、汗によって流れた塩分は補給できません。
水分補給にプラスして、タブレットで塩分補給も行い、熱中症を防いでもらいたいですね。
タブレットなら、パクッと手軽に食べられるため、忙しい部活中でも重宝すると思います。
冬におすすめの差し入れ
冬におすすめの差し入れをご紹介します。以下の通りです。
- あたたかいドリンク(ココアやレモネードなど)
- ホットスナック(肉まんなど)
- 甘味のあるおやつ(ドーナツやチョコレートなど)
- かいろ
寒い冬には、あたたかい差し入れが喜ばれます。
あたたかい飲み物や食べ物は、冷えた身体を内側から温めてくれますよ。
また、寒い冬は体温を維持するため、効率的にエネルギーを補給できる甘いものが欲しくなります。
ボリュームもあるドーナツ、冬でも溶けないチョコレートなど、甘みのあるおやつもぜひお選びください。
カイロもいいね!
飲食物以外で、冬の差し入れにはカイロもおすすめです。
私は中学時代マンドリン部(文化系)、高校時代バスケットボール部(スポーツ系)でしたが、どちらも冬場の寒さに悩まされました。
寒さで手がかじかみ、中学時代は楽器が思うように弾けず、高校時代はボールを上手くキャッチできなかった思い出があります。
文化系にしろスポーツ系にしろ、手や身体を温めてくれるカイロはとても重宝すると思います。ぜひ差し入れ選びの参考にしてくださいね。
まとめ
- 部活への差し入れは、場合によって迷惑となることがある
- 部活へ差し入れする際は、「学校や部活のルールに従う」「部員全員へ渡す」「適切なタイミングで渡す」「個人で過度に行わない」「お返しや周囲からの評価を求めない」
- 部活への差し入れで迷惑なものは「手作りの食品」「消化に悪い食品」「生物や溶けやすいもの」「個包装になっていないもの」「値段が高すぎるもの」
- 夏におすすめの差し入れは「スポーツドリンク」「栄養補給ゼリー」「ゼリー」「アイスクリーム」「塩分補給ができるタブレット」
- 冬におすすめの差し入れは「あたたかいドリンク」「ホットスナック」「甘味のあるおやつ」「かいろ」
残念ながら、部活への差し入れは迷惑となってしまうことがあります。
良かれと思ったことで相手へ迷惑をかけないよう、ご紹介した注意点をぜひ守ってくださいね。
あなたの差し入れが、部員の励みとなりますように。
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