日本の夏は暑く湿度も高いので、外にいるだけで疲れてしまいますよね。
その中で、あなたにも起こりえるのが「熱中症」です。
さまざまな熱中症対策の飲み物が売っていて、どれを買うか迷ってしまうことはありませんか?
そこで今回は、数ある熱中症対策飲料の中から、私がおすすめしたい飲み物をランキングにしてみました!
熱中症対策飲み物のランキング上位は、定番ともいえるアクエリアスや麦茶。
しかし、この他にも熱中症対策に効果的な飲み物があります。ぜひご覧ください。
また、熱中症対策の飲み物は、ご家庭で簡単に作ることもできます。
作り方も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。
他にも、熱中症対策飲み物の摂取方法など、熱中症の防止策についてもまとめています。
熱中症対策飲み物の種類別ランキングベスト5
それでは早速、私がイチオシする熱中症対策の飲み物を、1位から順にランキングしていきます。
今回は、スポーツ飲料とお茶のカテゴリーに分けてランキングしました。
熱中症対策の飲み物は、誰が、どんな時に摂取するかによって選ぶといいですね。
選び方を間違えると、熱中症対策効果が発揮できない場合もあります。
購入するときは、このランキングをぜひ参考にしてくださいね。
スポーツ飲料編
まずは、スポーツ飲料のランキングを発表していきます。
スポーツ飲料編でトップにランクインしたのは、以下5つです。
- アクエリアス
- ポカリスエット
- GREEN DA・KA・RA
- miu プラススポーツ
- ビタミンウォーター
「熱中症対策するならコレ!」と、すぐ思いつくラインナップですよね。
これから、それぞれの飲み物にどんな特徴があるかを、詳しく解説していきます!
堂々の1位は誰もが知っている「アクエリアス」
アクエリアスには糖分の他にも、クエン酸やアルギニンが入っています。
クエン酸には疲労回復効果、アルギニンには血流を良くし、免疫力を高める効果があります。
ですからスポーツをする時や、営業で外回りをするサラリーマンのような動き回る人にもってこいの飲み物なのです。
外に出ると汗をかくのは当たり前。アクエリアスは適度に甘くて飲みやすいので、汗をかくたびに飲んでいます。
2位にランクインしたのは、アクエリアスとほぼ互角だった「ポカリスエット」
ポカリスエットには体のバランスを保つのに必要なナトリウムが豊富に含まれています。
簡単に言うと、ポカリスエットは人間の体液に近い成分なので、すぐ体内へ吸収されて水分補給ができるのです。
つまり、ポカリスエットを摂取することは点滴しているのと同じということになるのです。
熱中症対策にはもちろん、体調を崩しているときにもおすすめです。
そういえば、熱を出したときはポカリスエットというイメージがありますよね。
子供が熱を出して寝込んでるときや体調を崩しそうな時は、ポカリスエットは必須なのですね。
第3位は、ぶどう、レモンの果汁やみかんエキスなど、フルーツがたくさん入っている「GREEN DA・KA・RA」
「GREEN DA・KA・RA」はアミノ酸やナトリウム、クエン酸、マグネシウムなど、栄養成分が豊富に入っています。
そして嬉しいのが、人工甘味料は一切入っていないことです!
これは小さいお子さんを持つあなたにも嬉しいですね。
味自体も、甘さ控えめのフルーツ味でのど越しスッキリな味わいです!
ナトリウムも配合されていて、れっきとしたスポーツ飲料です。お子様にも人気の飲み口となっています。
4位にランクインしたのは、「miu プラススポーツ」
こちらも人工甘味料不使用のスポーツドリンクです。
レモン果汁やレモンピールエキスが入っているので、レモンを感じられる飲み物です。
スポーツ時にはもちろん、日常で飲む時もスッキリするのでおすすめ。
朝によく飲んでいます。レモン味なのでシャキッとしますよ!
第5位にランクインしたのは、「ビタミンウォーター」
名前だけあって、ビタミンC、B6、ナイアシンのビタミン群が豊富に含まれています。
こちらも、爽やかなレモン味がする飲み物です。
レモンにはビタミンCが入ってるというイメージがありませんか?
ビタミンCは日焼けを抑制する働きをする他に、コラーゲンの生成を助ける働きもしますので、女性に嬉しい成分なのです。
ビタミンCは積極的にとろうと意識してます。これは熱中症対策もできて一石二鳥ですね!
ちなみに上記でご紹介したものは全て「アイソトニック飲料」というものです。
「アイソトニック飲料」は糖質が多く含まれているので、長時間運動をする際のエネルギー源になります。
お茶編
ここまで、スポーツ飲料編のランキングをご紹介しました。
続いては、お茶編のランキングです。トップ5は以下のとおりとなりました!
- 健康ミネラル麦茶
- 爽健美茶
- ヘルシールイボスティー
- こども喜ぶ麦茶
- おいしい麦茶
お茶編のラインナップは、ほぼ麦茶が占める結果に!
熱中症対策の効果もしっかりあって、飲みやすいことが人気の秘密だと思われます。
それでは、ランキングトップ5のお茶も、それぞれ解説していきます!
夏といったら麦茶!王道の「健康ミネラル麦茶」が1位です!
体の働きを正常に保つミネラルがたくさん入っている麦茶は熱中症対策にぴったりの飲み物です。
また、麦茶にはカフェインが含まれていません。
ですから、就寝前でも気にすることなく摂取することができます。
大量にとってもお茶だからカロリーゼロ!どの時間帯でも気兼ねなくとれるのが嬉しい!
13種類の植物素材が入っているので、「爽健美茶」ならではの味わいが楽しめます。
飲み口もスッキリとして、長年みんなに愛されているお茶の一つですね。
私も香ばしい味わいが好きでよく購入します。
中の成分は、麦茶同様にミネラル豊富でカフェインゼロとなっています。
麦茶でも緑茶でもない味わいが好きです。
3位にランクインしたのは、「ヘルシールイボスティー」
ルイボスティーは、独特な味わいが特徴ですね。
味の好みが分かれますが、ルイボスティーも麦茶同様にカフェインがなく、ミネラルが豊富なお茶の一つなのです。
また、鉄や亜鉛などの女性には不可欠な成分も入っています。
「ヘルシールイボスティー」は他のルイボスティーよりも味は薄めですが、その分癖がないです。
麦茶より王道ではないので、もしかしたらまだ試したことがないかも知れません。
初めてのあなたはぜひ「ヘルシールイボスティー」から飲んでみることをおすすめします。
我が家ではルイボスティーは定番の飲み物。朝も夜もガブガブ飲んでいます。
熱中症対策飲み物お茶編第4位は、「こども喜ぶ麦茶」
この麦茶は他のものとは違い、じっくりと低温で焙煎しているので苦みが極端に少ないです!
「こども喜ぶ麦茶」という名前だけあって、麦茶の味があまり好きでないお子さんでも、これなら飲める!という子もいるほどです。
小さいお子さんがいるご家庭におすすめの飲み物です。
我が家には1歳の子供がいるので、重宝していますよ!
第5位にランクインしたのは、「おいしい麦茶」
こちらはどちらかというと、麦茶の味が濃い方なので大人向けの麦茶になります。
コクが深めの仕上がりになっていますので、シャキッとしたい時におすすめです。
濃い味が好みの方はこれがおすすめ!飲めば深い味わいが分かりますよ。
以上、おすすめの順に、スポーツ飲料編とお茶編で分けてランキングしました。
気になった飲み物や、よく購入しているものはありましたか?
こうして見ると、色んな飲み物が販売されていますね!
もし見たことがないものがあったら、この機会に買ってみるのもいいでしょう。
熱中症対策の飲み物は手作りできる?!作り方を紹介!
熱中症対策の飲み物ランキングをご紹介しましたが、毎日飲むとなると気になるのが金銭面。
一気にケースで買うのも手ですが、ペットボトルや缶だとゴミが増えますし、運ぶときは重くて大変ですよね。
こまめに買うとお金がかかるし、1ケースなんて簡単に持ち運べないわ。
環境問題もあることから、ゴミはなるべく少なくしたいものです。
そこで、熱中症対策の飲み物は手作りできるのではと考え、作り方を調べました。
なんと、熱中症対策の飲み物は手作りできるのです!
驚いたことが、ほんとに簡単ですぐにできるということ!
私も一回手作りしたら、ハマッてしまいました!
手作りするメリットとしては、コスパがいいということです!
今日は甘めにしたい、今日は酸味を強くしたいとその日の気分で味を変えることもできます。
デメリットを挙げるなら、入っている成分が市販のものよりも少なくなってしまう、手作りなので買うよりも手間がかかるということです。
しかし1回、だまされたと思って作ってみてください。
今までなんで作らなかったのだろうと、きっとあなたは後悔するはずです。
では、下記に作り方を載せましたので参考にしてみてください。
熱中症対策飲み物の作り方
【材料】
- 水 450㎖
- お湯 50㎖
- ハチミツ 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- ポッカレモン 大さじ1
【作り方】
- お湯の中にハチミツ、塩、ポッカレモンを入れてかき混ぜます。
- 1に水を足して、もういちどかき混ぜて、完成!
完成したら、ペットボトルに入れ替えて冷蔵庫で冷やしておいて、水筒に入れ替えれば、持ち運びもできます。
いかがですか?私は、イメージより簡単だと感じました。
特別な材料も必要ありませんし、すぐにでも作れるかと思います。
ポッカレモンの代わりに梅エキスを入れると、梅味へ変身しますよ。
今回紹介したものよりも、もう少しすっぱく作りたければレモンや梅を多めに、甘めにしたければハチミツを多めにしてくださいね。
ぜひ、あなたのオリジナルを作ってみてください!
ただし、糖分や塩分の過剰摂取には注意が必要です。
糖分をたくさん摂りすぎると、血糖値を急激に上げて、体の負担になってしまう可能性があるからです。
また、塩分の摂りすぎは体がむくみやすくなり、腎臓疾患や高血圧にもつながる可能性があります。
糖分も塩分も適度な量で作って、コスパにも体にもいいドリンクを作りましょう!
熱中症対策飲み物のおすすめ摂取方法!確認必須!
熱中症を防ぐには、水分摂取の仕方がとても重要になります。
たくさん摂取していても、間違った摂り方だと意味がありません。
あなたの摂り方は果たして合っているのか、確認してみてください。
まずあなたは、一気に水分を摂ることはしていませんか?
一気に摂取すると利尿作用が強くなってしまいます。
500㎖をこまめにとるのと500㎖を一気にとるのとでは、全然違うのです。
また、一気にとると胃の体液が薄まってしまいます。
そうすると、体にまだ行きわたらないうちに、もう十分だと体が間違った信号を送ってしまい、隠れ脱水症が起こる可能性もあるのです。
熱中症対策で飲み物を摂取するなら、こまめに摂ることがおすすめです。
摂るタイミングとしては、朝起きた時と寝る前にはコップ一杯(100~200㎖)の麦茶などを。
日中は午前中に500㎖、午後にも500㎖とれればまず問題ないでしょう。
日常生活時は喉が渇いたなあと感じる前に飲んだ方がいいのですが、少しでも喉の渇きを感じたら、すぐに飲んでください。
スポーツ時は日常生活時よりも大量の汗をかくので、なおさら意識して摂ることが大事になります。
また飲み物の温度ですが、日常生活時においての摂取温度は常温(20~35℃)や冷やしても(5~15℃)いいです。
スポーツをする時には、飲み物の温度は冷えている方がおすすめです。
なぜかというと、スポーツをした後は大量の汗をかきますよね。
ということは体中の水分が一気に失われているということになります。
これは脱水症状になりやすい状態につながります。
したがって、なるべく早く体中に水分を行きわたらせる必要があるのです。
冷たい飲み物は、胃を早く通過する性質があります。
つまり体中に水分が行きわたりやすいということです。
こういった理由から、スポーツ時は冷たい飲み物がおすすめなのですね。
脱水症状になると、熱中症になる確率も断然上がってしまいます。
冷たい飲み物の方が熱中症になりにくいという点も、冷たいほうをおすすめする理由なのです。
冷たい飲み物はあまりよくないという話もありますが、スポーツをする時と、日常生活においては体内の状況が違うということを頭に入れておきましょう。
熱中症対策の飲み物で高齢者には味噌汁がおすすめ?!
高齢者は、成人と比べて体内水分が不足しがちです。
また暑さを感じにくく、喉の渇きも感じにくいので、室内でも熱中症になってしまう「隠れ熱中症」となる可能性が格段に上がります。
ですから、高齢者は成人よりもこまめに水分を摂り、熱中症対策することが重要になります。
そうはいうものの、喉が渇いていないのに、意識して飲み物を摂ることは結構難しいものです。
周りに家族や介護士の方がいるのであれば、声をかけてもらって水分補給ができるかもしれません。
熱中症対策にも、気を使ってもらえると思います。しかし、そうでない場合も多いでしょう。
一日の水分摂取時間を計画していても、ついうっかり忘れてしまうと私の祖母もよく漏らしています。
そこで熱中症対策の飲み物としておすすめしたいものが、味噌汁なのです。
味噌汁には水分はもちろん、塩分も入っており、具材のわかめやシジミにはミネラルも含まれています。
水分、塩分、ミネラル…そう、スポーツドリンクと同じ栄養成分なのです!
味噌汁に入れられる具材は、豆腐や野菜もあるので、タンパク質やビタミンも摂ることができます。
もちろん高齢者に限らず、子供や大人でも味噌汁はおすすめですよ。
味噌汁は、温かい味噌汁だけでなく冷たい味噌汁もあるので、その日の気分で温度を変えたり具材を変えたりすれば飽きないですね。
飲み物をたくさん摂ることが難しくても、味噌汁なら補えると思います。
食事の中で摂取しておけば、適度に水分、塩分が摂取できるので安心ですよ。
まとめ
- 熱中症対策の飲み物でランキング上位はアクエリアスと麦茶
- スポーツ飲料編のランキングに挙がっている飲料は、「アイソトニック飲料」と呼ばれる
- お茶編のランキングはほぼ熱中症対策効果もあり飲みやすい麦茶が占めた
- 誰が、どんなときに飲むかで、熱中症対策の飲み物は変わる
- 熱中症対策飲み物は手作りもできる
- 熱中症対策の飲み物は、こまめに摂取することがおすすめ
- 高齢者の熱中症対策におすすめな飲み物は味噌汁
私が今回徹底的に調査してみて感じたことは、やはり水分だけではなく、ミネラルや塩分も一緒に摂取しなければいけないということです。
熱中症は気をつけなければ誰もがかかってしまうものです。
その反対で、気をつけていればならないものだとも思います。
みなさんも熱中症には気をつけて、夏を楽しみましょう!
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